転職ノウハウ | 20年11月5日

接客が苦手でもアパレル業界で活躍できる!バックヤードのお仕事について

アパレル業界で働きたいけど、人と話す事が苦手‥と思っている方、バックヤード専門のお仕事をしてみてはいかがでしょうか。アパレルのお仕事の中には、納品された商品を仕分けして、検品しストックをする作業があります。本来であれば接客をして洋服を売ったり、お客様と対面する機会の多い販売員ですが、裏方業務を中心として活躍することが出来る、バックヤード業務のみのお仕事もあります。では、こうしたバックヤード専門のお仕事はどのようなことをしているのでしょうか。ご紹介します。
アパレルバックヤードのお仕事

□納品
店舗には、毎日のように洋服やアイテムが届きます。毎朝、納品をチェックして運ばれてきた商品をストックルームにきれいに保管する必要があります。

□検品
商品が納品されてきたら、商品にほつれやB品(不良品)がないか確認します。納品書に記載のある数とダンボールの中に入っている商品数や品名が間違っていないかを確認します。

□在庫管理
たくさんの商品を毎日出し入れしていると、在庫状況が分からなくなってきます。適正な在庫管理も大切です。

□ピッキング
ピッキングとは、倉庫やバックヤードにある在庫から必要な商品を集めたり取り出したりするお仕事です。

□商品陳列・タグ付け
商品陳列やタグ付け、品出し作業を行うこともあります。

□配送
ネット注文や、客中商品を梱包して発送する作業です。

アパレルバックヤードに向いている人とは
・淡々とした作業が好きな人
・身体を動かすことが好きな人
・細かい作業が好きな人
・接客が苦手な人
・基本的なPCスキルがある人
・整理整頓が好きな人
・計画的な人

接客が苦手で人と話す事が苦手な人も、計画的にコツコツ作業する事が得意な人は向いているといえるでしょう!
しかし、倉庫でのバックヤード業務でないかぎり、品出しをする際に店頭に出る事もあります。店頭に出て作業をしているスタッフはお客様からしたら販売員と同じに見えるでしょう。声をかけられた時は笑顔でお客様対応してくださいね。また、商品の入っているパッキン(ダンボール)は想像以上に重いです。それを台車から降ろしたり上げたりするので、体力は必要になってくるでしょう。
作業は効率的に進めて!
作業は全て効率的にできた方が良いです。納品された商品は、早いうちに店頭に展開する必要がありますし、在庫をストックしておかないと売れた時にパッキン(ダンボール)の中を探さなくてはなりません。また、発送業務の伴う検品作業は時間がかかるうえに、発送日指定があることがほとんどです。こういった作業をする際は効率良くこなしていくようにしましょう!

ストックルームの整理整頓のコツ
ストックをする際に大切なのは、誰が見てもどこに何があるか分かることが大切です。品出しをスピーディーに行うことは、売り逃し防止にもなります。商品が売れたら出すの繰り返しをするわけなので、ストックを担当することになったら、自分以外が探してもすぐ見つかるストックルームを作る必要があります。

ではストックする際のポイントはどんな事があるでしょうか。

◆アイテム毎にまとめる
アイテム毎にまとめておけば、ある程度商品の位置が特定できます。また、シューズなどはサイズ毎にまとめておいたり、積み重ねて置いておく場合は、よく売れるサイズを一番上にしておくとスムーズに出し入れができるでしょう。
また、カラーやサイズ毎に保管するなどルールがあるとなお、良いでしょう。

◆付箋などに品番と商品名を記載しておく
商品をストックする際は品番名などをメモした紙を張り付けておくと、タグについている品番と照らし合わせて誰でも見つけることが出来るようになります。

◆売れる商品は手前に!
よく売れる商品はストックルームの手前に保管するようにしましょう。反対にあまり動きのない商品は奥側にストックするようにします。

◆雪崩れのおきない置き方の工夫を
袋に入っている商品は雪崩れやすいです。雪崩れてストックルームが汚くならないように、商品の置き方にも気を付けましょう。崩れにくい方法を探して提案してみてくださいね!


最後に
いかがでしたか。人と関わる事が苦手な方も、「服が好き!」という気持ちがあればファッション業界の様々な分野で活躍出来ます。また、販売スタッフとして活躍している方も、この機会に改めてストック方法を見直してみてはいかがでしょうか。


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