転職ノウハウ | 20年10月9日

どんな人がむいているの?アパレル販売員になるための心得

服が好きだから、毎日服に囲まれて仕事をしたいと思う方は多いのではないでしょうか。しかし、好きなことを仕事にするのは覚悟が必要になりますよね。では、好きなことを仕事にして成功するために、アパレル販売員とはどんな人が向いているのでしょうか。詳しく解説していきます。
■ファッション、おしゃれをする事が好き
アパレル業界を目指す人のほとんどが「ファッションが好き」「おしゃれをする事が好き」という人が多いですよね。自社ブランドだけでなく、流行のファッションに対する知識を深めることも仕事のうちです。洋服に興味関心があれば、新しいことを覚えるのも苦ではありません。また、ファッション感度が高いと、コーディネートのアドバイスがしやすくなります。雑誌や自社ブランド以外の洋服にも興味を持ち、流行には敏感でいる方が良いです。

■体力に自信がある
アパレルは立ち仕事です。何時間も立っていることに抵抗がある人には向いていないでしょう。また、洋服がたくさん入った段ボールを移動させたり持ち上げたりするので、体力が必要になります。セール期などは連勤や長時間労働になることも。ある程度体力に自信がある人が向いているでしょう。

■コミュニケーション能力が高い
接客業は人と関わることが多い職種になるので、コミュニケーション能力は高いことが求められます。何度もご来店してくださるお客様はもちろんですが、初めてのお客様とお話しをする機会も非常に多いです。その他にも、本部の方や、ファッションビルや百貨店の場合は商業施設内の方と接することもあるでしょう。
話が上手ではないといけないという事ではありません。どんな人ともスムーズに会話のやりとりができることが重要です。

■細かい作業が好き
アパレル販売員は接客だけがお仕事ではありません。検品や品出し、バックヤード整理などの商品管理や事務処理など、細かい作業をすることもあります。一見、華やかな職種に見えますが、裏では細かい作業をコツコツこなさなくてはなりません。地道にコツコツと作業することに抵抗を持たず、前向きに仕事に取り組める人は、業務をスムーズに行う事ができ重宝されるでしょう。

■気持ちを切り替えられる人
たくさんの人と話す機会が多いアパレル販売員。その分、ストレスも感じやすい職種ではあるでしょう。思うように接客できずノルマを達成できない時や、思わぬミスでクレームを受け落ち込む日もあるでしょう。そのような場面に直面した時に、暗い顔をして店頭に立っていてはいけませんよね。ミスは誰にでもあります。すぐに気持ちを切り替えて、笑顔で明るくお客様対応が出来るポジティブな人は向いています。
それでは、アパレル販売員になるためにはどのようなことを意識していれば良いのでしょうか。次は、アパレル販売員になるための心得をご紹介していきましょう。

【仕事のイメージをしっかりつけておく】
華やかな業種に見える一方で、コツコツとした作業や努力も必要になるお仕事。「アパレル販売員ってこんな感じだろう‥」と曖昧なイメージだけで判断していると、そのギャップについていけず直ぐにやめてしまうなんて事も。どんな職種についても言えますが、事前に仕事内容はしっかり理解しておきましょう。その際には、メリットやデメリットも把握し、自分が長く勤められるか、今一度考えてみましょう。自分が働いているイメージが出来ていると、スムーズに店頭に立てたり作業に取り組めます。

【ファッションやメイクに興味関心を持つ】
自分の好きな系統や興味のあるブランドだけでなく、様々な服に興味を持ってみましょう。来店されるお客様が、自分が働くブランドの系統の服だけ着るとは限りません。また、アパレルでは競合店のチェックや商品動向も知っておかなくてはなりません。いろんな方向性からファッションについて知っておくべきでしょう。そして、メイクやヘアスタイルに関心があることも大変重要です。コーディネートはもちろん、メイクやヘアスタイルも見られています。メイクやヘアスタイルも流行があるので、洋服と一緒に合わせてチェックしておくのも良いでしょう。

【コミュニケーション上手を目指す】
コミュニケーションは、相手との会話のキャッチボールです。この中には「受け取ること」「伝えること」の二つがあります。
まずは「受け取ること(聞く事)」を意識してみましょう。「聞き上手は話上手」という言葉があるようにコミュニケーション能力が高い人は「聴く」ことに集中しており、相手の話からポイントを見つけて話を広げています。また、自分の観点だけで話すのではなく、話を聴く事により相手の心理を読み取ることができます。
その次に「伝えること」を工夫してみましょう。物事を相手に話す際は、伝わりやすいように話す必要があります。思いついたまま話すのではなく、一度頭の中で情報を整理してから話すようにしましょう。さらに、その人に合わせた言葉のチョイスも大切です。ファッションについてあまり詳しくない人に、専門用語ばかり並べて話しても何も伝わりません。相手の会話に合わせたトーンや速さ、言葉選びを意識するだけで、スムーズに会話できるようになりますよ。
向き不向きというのはどの職業にもありますが、一番大切なことは「この仕事をやりたい!」という強い気持ちです。
服が好き、人と話すことが好き、接客が好き、理由は様々でも、アパレル業界に興味を持ったならその想いを大事にしましょう!接客スキルやコーディネートのファッション感度は、仕事を始めてからも十分に身に着けられるので、焦らず挑戦してみてくださいね。

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