転職ノウハウ | 20年3月2日

アパレルでワークライフバランスを整える!自由に働くコツ

アパレルで働いているうち「土日祝日は出勤が当たり前」「残業は基本的にあるもの」と考えるようになっていませんか?もちろん繁忙期には休みたくともどうしようもないこともありますが、だからと言って常日頃から極端に自分の時間を削り我慢して働く必要はありません。ワークライフバランスを整えながらアパレルで働きたいとき、どうすればいいか解説していきましょう。
 
ワークライフバランスはずばり「職場の雰囲気」に左右される
そもそも、アパレルの現場ではワークライフバランスがよくないのが当たり前なのでしょうか?答えは、「なんとも言えない」のが正直なところです。近年、アパレルに限らずさまざまな業界で働き方改革が叫ばれ、スタッフのプライベートな時間が尊重されはじめています。しかし表面上では「働き方改革を実施しています!」と謳っていてもあまり実践されていないことや、本社では働き方改革が根付いていても地方店舗では雰囲気が違うということもあります。

さらに、同じ店舗であっても店長が変われば方針や雰囲気も変わります。「前の店長のときは残業や休日出勤が当たり前だったけれど、今は違う!」ということもあるでしょう。このような理由から、ワークライフバランスの整った環境で働けるかどうかは職場の環境、職場の雰囲気に左右され、またある意味では運次第とも言えるのです。それでは、プライベートの時間を大切にするためにはどうすればいいのでしょうか?


「なんとなく」の習慣が危険!
ワークライフバランスを整えるためには、現在習慣化しているものから見直す必要があります。例えば先輩や上司の前では、どうしても「先に帰宅するのは失礼では?」と考え、なんとなく残業することが習慣になっていないでしょうか。そうして意味もなく職場で過ごす時間が増えれば、どうしてもプライベートの時間は減ってしまいます。このようになんとなくはじまった習慣も、新しく入社してくる後輩にとっては「先輩が実践している、職場の常識」です。

残業や休日出勤の中で取り組んでいる業務の中に、不要な業務はひとつもないでしょうか?改めて作業内容を洗い出し「いつもなんとなくやっているけれど、優先順位はそれほど高くないのでは?」と思える業務があれば、思い切って辞めるという姿勢も大切です。
 
ワークライフバランスを整えプライベートの時間を作り出す方法
自ら率先して不要な業務を辞めていくことは非常に大切ですが、自分ひとりで職場全体の雰囲気を改善することが難しいのであれば上司や先輩に相談してみるのもいいでしょう。意見という形ではなく、あくまで相談という形で声をかければ、上司や先輩も賛同してくれ職場全体の意識の変化が期待できるかもしれません。

しかし正直なところ「先輩相手に残業の習慣をやめましょうとは言いづらい」「言ったところで改善しない」ということもあるでしょう。そのときは、よりよい職場環境を求めて転職を視野に動き出すことをおすすめします。

ワークライフバランスの許容範囲は個人差があるため、あなたにとって耐え難い状況でも環境に慣れてしまった先輩には伝わらず「これが普通だから」と流されてしまうこともめずらしくありません。本格的に退職や転職を検討していることを申し出れば「それほどつらいとは思わなかった、人手が減るのは困るから、それならどうにかしてみよう」と動いてくれるかもしれません。それでも変わらず、残業や休日出勤が多いのが当たり前という環境ならば、今後改善するとは言いがたいので無理なく働ける職場を目指したほうがいいでしょう。


転職前に職場の特徴をよく下調べしよう
職場のワークライフバランスにまつわる情報は、求人情報にはあまり記載されていません。実際、職場に立ってから違和感を覚えないためには、職場の下調べを十分に行う必要があります。近年、新入社員向けのリクルートサイトを運営している企業も少なくありません。リクルートサイトでは、次のような情報を得られます。

□ワークライフバランスにまつわる客観的なデータ
□実際に働いているスタッフのリアルな意見
□有給消化率
□女性管理職率 など

気になっているブランドがあれば、リクルートサイトを運営していないか確認してみましょう。






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