転職ノウハウ | 15年10月25日

アパレル接客の心得!お客様との信頼関係を大切に!

接客業で必要なスキルとしてよく挙げられるのが「コミュニケーション能力」です。お客様とコミュニケーションを上手くとれることで、接客のスキルというのは大きく上がります。
しかし、コミュニケーション能力と一言にいっても、どこか漠然としていて具体的にどのような行動をすればいいのかわからない人も多くいます。
今回は、アパレルの接客において必要なコミュニケーション能力を具体的にご紹介します。
相手の立場に立って考える
接客をする上で特に大切なスキルは、「相手の立場に立って考える力」です。
もし自分がお客様の立場で買い物に来たら、どのような接客をしてほしいと思うでしょうか。職場によっては決められた接客マニュアルなどがある場合が多いですが、ただマニュアル通りにこなしていては、いつまでたっても相手の気持ちはわかりません。自分がお客様だったら、という考え方を習慣的にするだけでも、接客スキルは大きく変わります。実際にお客様がショッピングをしている姿を観察しながら、何か困っていそうなところはないか考えてみてもいいでしょう。また、休日に買い物に出かけ、実際に接客を受けてみるのもいいですね。


相手の話をよく聞く
接客は、お客様に自社商品を購入してもらうことが大きな目的となります。しかし、ただ自社商品のいいところをアピールするばかりでは、お客様に「この店員さんは自分の売り上げのことしか考えていないのだな」といった印象を与えてしまう危険性があります。
もちろん商品を購入してもらうことは大切なことですが、それ以上にお客様にとって「楽しくショッピングできる場所」を提供することの方が、長期的にみて効果があります。大切なのは、目先の売り上げではなく、長期的な売り上げを考えることです。
そのためにも、お客様がいま何を必要としているのか、お客様を今以上に素敵なファッションにするには何が必要かを、きちんと話を聞きながら考えてみましょう。


信頼を築く
接客はお客様との信頼関係があってこそ成り立つものです。きちんとした身だしなみや礼儀を心がけることが大切であるといえます。特にアパレルはお客様に「ファッションセンスが悪い」と思われてしまったら、その時点で商品のお勧めも聞いてもらえなくなってしまうかもしれません。服装や身だしなみの清潔感は、接客をする上で大前提であることを心得ましょう。
また、忙しいときでもお客様に対しての気遣いや礼儀は欠かしてはいけません。プロとして、気持ちのいい対応を徹底することが、いい接客をするための第一歩といえるでしょう。

いかがでしたでしょうか。アパレルの接客をしていると、つい自社商品のいいところばかりを話しがちになってしまいます。接客スキルを1段階あげるためにも、お客様の気持ちを最優先に、信頼関係を築くことのできる接客を心がけてみることをお勧めします。






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