転職ノウハウ | 22年11月15日

【例文あり】アパレルのアルバイト・パートに受かるには!?志望動機と自己PRの書き方

履歴書を書く時に最初に迷う項目「志望動機」と「自己PR」。応募するアパレルブランドへの憧れや好きという気持ちはもちろん、アルバイト・パートの場合は「家から近い」「シフト」「休み希望」などの条件も志望動機となるはずです。しかし、あなたの希望や要望を書くだけでは応募者としての意欲や思い、働きたい気持ちは伝わりません。やる気や意欲、目的や入社後のビジョンまで、具体的に表現することができれば、結果としてあなたの本当の強みや魅力が面接官に届くはずです。採用担当者に響く内容にし、選考を通過するにはどうしたらいいのでしょうか?

<PR>
アールカワイイ

志望動機・自己PRの文字数は?


目安は200〜300文字程度1行30文字×10行程度で改行を含めた文字数と認識しておきましょう。
またアルバイトの履歴書は志望動機と自己PRを同じ欄に書くのが一般的です。限られた文字数の中であなたの希望やPR、キャリアプランを記載するためには、うまくまとめるための徹底した準備と整理が必要です。少なすぎる場合も受け取る側は熱意を感じることができませんが、小さな文字でぎっしりと書いても、伝え方としては不十分です。読み手への配慮が欠けていると判断されてしまう可能性もありますので注意しましょう。

どんな内容を書けばいいの?


説得力のある内容に仕上げるコツとして、記載するべき内容は大きく分けて2つあります。

1、志望した理由を明確に


なぜアパレルで働きたいのか、さらに応募したブランドで働きたい理由が明確になると印象や評価がupします。

【ポイント1】応募先の企業やブランドについて知る


企業やブランドのホームページやSNSを調べ、検索・リサーチし、ブランドのイメージや理念を把握することで、志望動機の説得力が高まります。最新の商品の情報やコーディネート例などを見て、素材や、服装の特徴・こだわり、さらに他社との差別化はどこにあるのかなどを理解しよりブランドの世界観を知ることができます。
さらに、実際にその店舗へ訪れ、観察するのもブランドを知る基本の方法です。接客スタイルだけでなく、店舗の雰囲気や接客を受けた体験、感じたことなどを交え書類を作成すると、一層深い説得ができる志望動機になります。

【ポイント2】具体的なエピソードを付け加える


「アパレルの販売員になりたい」だけならば、どのブランドの仕事でもできることです。
たとえば「店員の接客で印象に残っていること」や「アパレル店員(販売員)になりたいと思ったできごと」などのエピソードを簡潔に盛り込むと、そのブランドで働きたいという説得力が増します。例えば飲食店でのアルバイト経験から「人とのコミュニケーションの楽しさを知った」など、接客や営業など異なる業界の経験でも十分にアピール可能です。

【ポイント3】ファッションやアパレル業界への興味


「SNSに自分のコーディネートをアップしている」「トレンドを学ぶためレディース・メンズ両方の雑誌に目を通している」「ECサイトで購入傾向をチェックしている」「海外ブランドの人気ランキングをチェックしている」など、自分自身がオシャレのために行っている幅広い取り組みもアピールできるポイントとなります。ファッションやアパレルに対する積極的な姿勢や高い感度を証明し伝えましょう。さらに勉強した内容をふまえて、このブランドを選んだと結論づけるとさらに動機としての魅力がアップします。また業界の動向やニーズ、サービス視点などの経営学を学んでいることもアピールポイントになります。

2、自分を採用するメリット


次に自分を採用するメリットは何なのかをアピールします。ブランドにとって自分がどんな存在になれるか、どんな役割を果たして貢献ができるのかを考えることが重要です。

【ポイント1】希望はPRにつなげる


例えば「家が近いから」では自分の都合になってしまいますが、「家が近いから急なシフト対応がしやすい」「続けやすいので長期的に働ける」という理由であればブランド運営のメリットになります。このように相手に与えられるメリットを考える姿勢が大切です。あなたの希望だけでなく、チームの一員としてどう関わるか、相手側に何が提供でき、サポートできるのかが伝わるような書き方を意識し、工夫しましょう。

【ポイント2】経験や特技などをしっかり書く


アパレル関連の仕事が未経験だったとしても、過去のアルバイトや特技から人材としての強みを自己PRで表現することは充分可能です。
特にアパレル業界では「コミュニケーション能力」「提案力」「体力」が重視される仕事です。そのため、いずれかにアプローチできる経験、接客業での実践経験などは有力なアピールポイントとなります。たとえば、前職で売上の達成
に貢献した、もしくはバイト先で即戦力として活躍したなど、実績をもとに自己PRを書くと信頼度が上がります。また、「SNSで自分のコーデを投稿し、好評価を得ている」など、仕事以外のスキルを活用するのも有効です。派遣やアルバイトなどの職歴も関係なく、仕事で向上させた能力や得意な分野があることを示しましょう。

【ポイント3】将来の目標を書く


将来の目標を書くこともアピール方法のひとつです。「卒業後にアパレル業界を目指している」「将来は貴社ブランドで商品企画に携わりたい」「バイヤーを目指したい」といったこれからの目標で、あなたの熱意を伝えることができます。目指す将来像が具体的であるほど、採用担当者に共感されやすくなります。学生の方は大学や専門学校での専攻なども結び付けて書くと説得力が増します。将来的なキャリアの展開も含めて伝えると良いでしょう。

志望動機・自己PR例文



未経験の場合


アパレル業界への興味×将来の目標


私は卒業後にアパレル業界への就職を目指しています。その前に学生の間からぜひ現場を知りたいと思い貴店でのアルバイトを志望しました。SNSや雑誌でファッションの情報を取り入れ、勉強をしている中で貴社の自由な世界観やブランドイメージに触れファンになりました。また実際にショップへ来店し、私自身がおすすめのアイテムを愛用させていただく中で、アイテム数の豊富さや多彩なコーディネート提案の幅広さを知り、さらに強く魅力を感じています。
アパレル販売の経験ははじめてですが、貴社のコンセプトやデザイン、コーディネート、接客力を今以上に学びながら、強みである「観察力」「調べる力」を活かし、お客さまに大好きなブランドの素晴らしさを伝えられる販売員になれるよう努力します。

他業種の経験をアピール


かねてから貴社の服が好きで、機会があったら働きたいと考えていたところアルバイトの求人を見つけ志望しました。
アパレル販売の経験はありませんが、現在は居酒屋でホールスタッフを担当しています。、受付・オーダー業務の際に常に笑顔で接客することと、お客様との会話や出会いを楽しむことを心がけながら働いています。最近は常連のお客様にお名前を覚えてもらえるほどの関係性を築くまでになりました。この経験はアパレル販売員としても活かせると思います。自分のコミュニケーション力を発揮して貴社ブランドの魅力を伝えられるようにがんばります。

具体的なエピソード×家から近い


貴社のブランドで接客をしていただいたことでファンになりここで働きたいと強く思うようになりました。
当時ファッションに疎かった私に予算や好みを丁寧に聞いてコーディネートを提案していただいたことが強く印象に残っています。私もお客様に寄り添う親身な接客でブランドの良さを伝えられる販売員になれるように頑張ります。
学校帰りや休日にしっかり働きたいと考え、家から近いこちらのショップを志望しました。授業が早く終わる火木、もしくは土日は勤務の調整がしやすいので状況に応じて対応できると考えています。

経験者の場合


具体的なエピソード×シフト希望


志望動機は貴社のスタッフの方から職場の話を聞いたことです。どのショップも社員とパートの壁がなく、パートの自分も生き生きと働けるとおっしゃっていました。ぜひ自分もその一員として働きたいと思い応募させていただきました。
また家庭との両立のため土日祝はのため時間が取れないことが多く平日中心で働かせていただけることも大変魅力に感じております。以前アパレルショップで勤務をしておりましたので業務全般の経験があります。当時培った自分の能力で平日が中心の商品管理などもすぐに対応できると考えています。

企業の取り組み×自身の経験


貴社のサステナブルファッションへの取り組みにとても魅力的に感じ、ぜひ働いてみたいと思い志望しました。
私も環境保全ボランティアとして定期的に清掃活動やビーチクリーンに参加しています。サステナブルファッションへの興味関心はもちろん、ボランティアで培った体力にも自信があります。また、以前こども服の店舗でアルバイトをしていました。取扱い商品は違いますが接客や商品管理の経験もございます。この知識を活かしながら貴社ブランドの一員としてお役に立ちたいと考えております。

正社員を目指したい


志望理由は、貴社のもつ雰囲気に兼ねてより魅力を感じているブランドのファンということです。
長く働きたいと考えていましたが、募集要項に正社員登用のチャンスがあると記載されていたことが決め手となりました。
貴店で正社員を目指しながら成長し、ブランドの魅力をお客様へ存分に伝えられるような販売員になりたいと思っていますます。
過去にもアパレルショップでアルバイトをしておりましたので、商品の取り扱いや接客は一通り経験しています。正社員登用の際は販売だけでなくマネジメントなどキャリアにも積極的にチャレンジしたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

志望動機と自己PRの書き方まとめ


志望動機・自己PR欄は、応募先にあなたの熱意や長所、そして挑戦する姿勢をあなたの言葉で伝えられる大切な項目です。慣れないうちはまとめることが難しく不安かもしれませんがポイントを抑えて書きはじめれば、必ずあなたの想いがこもった文章を作ることができるでしょう。さらに志望動機や自己PRを事前にしっかりまとめることで、面接時の質問にも自信をもって答えることもできます。今回の記事を参考にしながら作成を行い、採用担当者が「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらえるようなあなたらしい文章で、ぜひ憧れの「ショップスタッフ」を目指してください!
<PR>
アールカワイイ


● TWCはファッション業界の求人・情報サイト
国内外のアパレルブランドやセレクトショップの求人を掲載。その他、転職に役立つコンテンツが揃っています。
● TWCスカウト
あなたのご経歴や希望を元に、アパレル企業からあなたにオファーメールが届きます。

同じカテゴリのトピックス