転職ノウハウ | 15年4月3日

名古屋で人気のファッションビル・エリアまとめ

横浜市や大阪市に次ぐ人口を誇る名古屋市。中部地方の政治・経済の中心地であり、独自のファッション文化が根付いています。
「名古屋でショップ店員として働くならどこがいいいの?」と悩んでいる人向けて、注目のファッションエリア・ファッションビルを紹介します。


名古屋のファッションの特徴
名古屋といえば「名古屋嬢」。名古屋城とかけて、名古屋生まれ・名古屋育ちの女性を指した言葉です。名古屋市は横浜市や大阪市に次ぐ人口を誇る都市で、トヨタ自動車をはじめ大企業が数多く存在します。比較的高所得の世帯が多く、また椙山女学園や愛知淑徳学園などお嬢様学校も多いことから、名古屋育ちの女性=お嬢様というイメージになったようです。
この影響は名古屋のファッションにも特徴が強く出ています。コンサバ系のいわゆる「お嬢様ファッション」を好む一方で、海外のハイブランドによる主張を忘れないのが名古屋流ファッションです。東京や大阪とは一風変わったトレンドとなっています。


名古屋のファッションエリア
名古屋市中区の中心部に位置する「栄」は、同市を代表する商業エリアとなっています。松坂屋や三越といった百貨店を始めとして、矢場町方面に向かってファッションビルが立ち並んでおり、近年は高級ブランドの旗艦店が続々と進出し、国内有数のブランド街まで成長しました。

高級志向が進む栄に対して、落ち着いた雰囲気が漂う「大須」。昔ながらの商店街が形成されていて、一部の地域は東京の秋葉原や、大阪の日本橋に次ぐ電気街として急激に発展しています。若い世代をターゲットにした古着店が多く、インディーズブランドのショップも目立ちます。


栄エリアのファッションビル
栄といえば「3M」と呼ばれる百貨店が有名です。3Mとは三越、松坂屋、丸栄の頭文字を取ったもので、古くから名古屋における買い物スポットとして利用されてきました。しかし、同じ百貨店でも入店しているアパレルショップには傾向があります。

「三越」はレディースファッションを中心にハイブランド志向が感じられるラインナップが特徴。1Fと2Fは特選ブティックが入店しており、ハンドバッグ、靴、雑貨、アクセサリーなどで一流ブランドの店舗が入っています。キャリア女性を中心に、オシャレな大人がターゲットです。

本館・北館・南館の3つで構成されている「松坂屋」。三越と同様にレディースファッションを中心にハイブランドも入居していますが、ドラッグストア、おもちゃ、家電、手芸など、生活用品の店舗も目立ちます。画廊や文化教室など文化的施設があるのも魅力となっています。

「丸栄」は高級路線の三越や松坂屋と比べて、カジュアルな雰囲気の百貨店です。10~20代の女性をターゲットにしたアパレルの店舗が多く、ギャル系のショップ店員さんもよく見かけます。名古屋嬢ファッションがそろうこともあり、若い世代を中心に支持されているデパートです。

3M以外にも、栄エリアには海外ブランドが集結する「パルコ」や、イベントやショーも行われる「ナディアパーク」など、魅力的なファッションビルが集中しています。
大須エリアのファッションビル
大きな龍がシンボルになっている「OSU301」。生活に密着した複合型商業施設で、ファッション、雑貨、レストラン、エステ、エンタメなどが入居しています。カジュアルの色が強く、客層は若い世代が中心となっています。

同じくカジュアル向けのファッションビル「BASE」。ファッションを中心に、コスメ、香水、雑貨など、女性向け店舗が入っています。価格は、それほど高くないものが多く、10代の女の子から絶大な支持を受けています。
巨大なファッションビルが林立している栄に対して、大須は比較的小さなお店が点在しています。商店街エリアにはインディーズブランドのファッション店も多いため、今後独立を考えている人には勉強になるでしょう。


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