転職ノウハウ | 22年9月8日

ファッション業界で働く魅力とウラ情報

華やかなファッション業界は誰でも一度は憧れたことがあるはず。憧れの職業としても常に上位にあるのがファッション業界です。その一方で、人員不足問題も深刻な状況。ファッション業界の魅力とウラについて解説します。
 
まずは、アパレル・ファッション業界の魅力とは何でしょうか?それは、働く人もお客様も「人」を変えられる、変化を楽しめるお仕事ということ。

○ 仕事を通して自分自身が大きく変われる
明るくなった、話をすることが好きになったなど、コミュニケーション力がついてプライベートでも人間関係が変わったという声を多く耳にします。交友関係の幅も広がり、自分の刺激にもなる環境です。そして何よりも、ファッションセンスが良くなり、周りからの印象が変わることで自信を持てるようになった方が非常に多いことが特徴。お仕事を通じて性格やプライベートにおいても、変化や成長に直結することがファッション業界最大の魅力。頑張った分、自分の糧・自分の財産としてはね返ってくる楽しさがあります。

○ ファッションは一生
性別や年齢に関係なく、一生関われるものがファッション。子供からお年寄りまで、世代に合った商品で幅広いお客様と関わることができるのも魅力の一つです。
ファッションに興味があり、長く働きたいと思えば受け口は比較的広い業界でもあります。年齢制限があるのでは? と思われがちですが、自身のライフスタイルや年齢に合わせて会社・ブランド、職種を選択できます。女性が多い業界であることから、今後ますます女性のライフスタイルに合わせて社内制度を充実していく会社も多くなっている現状です。一生の仕事として考えられるのも大事なポイントですよね。

○ 本気でやれば将来自分自身のブランドやお店を持つことも可能
他業界に比べて独立する人が多い業界。目標を持ってスキルを磨けばフリーランスとしての活躍やお店を持つことも可能な夢のある業界です。自分のセンスを服やショップとして形にできる可能性があります。


では、逆にマイナス面とは一体何があるのでしょうか。

× ファッション業界は実は体力勝負
華やかな売り場とは反面、アパレル業界に限ったことではありませんが、商品整理や管理といった地味で想像以上に体力を使う仕事もあります。販売職の場合は、お客様の状況やセールなどの繁忙期、本部職はシーズンの切り替えなどの時期は残業の覚悟も必要です。

× 精神的な強さが必要
接客業において、誰もが経験すると言っても過言ではない「接客の壁」。お客様のタイプは様々で、自分にとって接客しやすい人・しにくい人がいます。その区別がつくまでは、思い通りにいかず悩んでしまうことも多いようです。

× 給与
まだまだ他の業界に比べて、アルバイトや契約社員雇用が多い業界で給与も安く設定されている印象。1日中立ち仕事で接客業と、仕事の内容を考えると、もう少し給与アップを狙いたいところです。しかし、近年、女性環境の見直しや給与面の向上などの傾向にあります。専門的なデザイナーやプレス、開発など能力の優れている方は、20代でも他業界に比べて高い給与を獲得できるチャンスも期待できます。


華やかな職業のウラには、こんな悩みもあるのが現状です。しかし、好きなことを仕事にするのはやっぱり幸せなこと。自分の好きなことなら、多少の辛いことも乗り越えられるものです。
20代は基本的なスキルを身に着け、以降は自分にとって一番の魅力をさらに伸ばしていくことが大切。販売、デザイナー、営業、プレスなど様々な周辺職種への視点を持って、勉強することも非常に大切。アパレル業界の魅力であり特徴といえば、日々環境が変化する中での対応力です。将来の環境の変化に備えて自分の仕事に幅を持たせておくと言うことはアパレル業界を生きていくうえで、とても重要なんです。






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