インタビュー | 23年12月25日

お客様との信頼関係を築けたと感じる瞬間、とてもやりがいを感じます。

『もっと多くの女性たちが美しいものを身につけ人生を輝かせてほしい。』という想いのもと、流行や年齢を気にせず、どんな自分にも馴染む種類豊富なオリジナルデザインをとり揃えるジュエリーブランド「TSUTSUMI(ツツミ)」。今回は2021年に株式会社ツツミに入社し「店舗運営部」にてご活躍されている、石田 様にお話をお伺いしました。
──入社を決めたきっかけや理由を教えてください。
学生時代のアルバイト経験から、「人と関わる仕事」が自分に合っていると感じ、特定の業界に絞らずに就職活動を進めていました。様々な企業のなかでツツミを志望したのは、私の成人祝いの品を選ぶためにツツミの店舗を訪れた経験がきっかけでした。商品数が多く、長時間迷っていたにもかかわらず、スタッフの方が終始丁寧に対応してくださり、結果として満足のいく指輪を選ぶことができました。その印象が私にとって忘れられず、私もここで「お客様一人ひとりに寄り添って、笑顔をつくれるような人になりたい」との思いが芽生えました。
説明会や面接を通してもツツミの温かい雰囲気を感じ、お客様だけでなく社員も大切にされていることが入社の決め手となりました。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大時には、すぐに面接などをオンラインに切り替えるなど、迅速な対応力も企業として素晴らしいと感じました。


── 1日のお仕事の流れを教えてください。
ツツミでの1日は、朝礼からスタートします。朝礼でその日の目標や課題、連絡事項などをスタッフ同士で共有しています。その後、清掃などお客様をお迎えする準備が整ったら開店です。接客を最優先に考え、いつでもお客様が気軽に入店できるような雰囲気づくりを心掛けています。販売だけでなく、ジュエリーの修理やクリーニング、リフォームのご相談を承ることも多いです。貴重品であるため、状態を細かく確認しながらお預かりしています。

空いた時間には新商品の陳列や在庫管理、お客様へのお礼の手紙の作成などを行っています。他にも、販売スキル向上のためにロールプレイング(接客の練習)も積極的に取り入れています。最後に終礼を行い、その日の振り返りや伝達事項を確認して業務を終了します。


── 入社してよかったと感じるときはどんな時ですか?
お客様との信頼関係を築けた瞬間です。ツツミには本当に幅広い層のお客様がご来店されます。商品を共に選びながらお話をする中で、ライフスタイルやプライベートの話題で共通点を見つけることもあり、そうした共感から会話が深まります。お客様と長い時間をかけて対話し、私の名札を見て「石田さん」と呼んでくださったり、名前を覚えて再びお店に足を運んでくださるとき、その瞬間がとても嬉しいです。
また、お礼の手紙をお送りしたお客様からお返事をいただいたこともあります。販売員としてだけでなく、一個人としてもお客様との絆を感じる瞬間があるとき、ツツミに入社して本当によかったと感じます。


── 仕事をしていて大変と感じるときはどんな時ですか?
主な業務である接客はやはり大変だと感じます。
お客様はそれぞれ異なる好みやニーズをお持ちで、お一人お一人に合わせた接客が求められます。初対面の方から的確なニーズを引き出すのは簡単ではなく、時には完璧なご提案ができないこともあります。そうした場合には、「何がうまくいかなかったのか」「解決すべき課題は何か」を考え、店長や先輩からのアドバイスを受けつつ修正しています。
また、お客様とのコミュニケーションも非常に重要です。お客様が楽しんでいただける話題や接し方を模索する中で、迷うこともあります。そうした時は、お客様の服装や持ち物から会話のヒントを見つけ出せるよう心がけています。これらを繰り返しながら、日々少しずつスキルアップに繋げています。


── 入社前と比較して、一番成長したことはありますか?
1日の中でできることは限られているため、優先順位を考えることが大切だと実感しています。これは当たり前のことかもしれませんが、以前学生時代に飲食店でアルバイトをしていたときは、お店を迅速に回すことを重視していました。
ツツミでは接客以外にも多岐にわたる業務があり、速さだけでなく何を優先すべきか、その日のTO DOリストを作成するなどして業務の整理をし、効率化を図っています。
また、社会人としての責任感も強くなったと感じます。もし何かを誤った場合、それがお客様や先輩方に不便をかけてしまう可能性があるため、自分で完結せず情報を共有し慎重に物事を判断するように意識しています。
── 入社前と現在で、ツツミのイメージは変わりましたか?
最初は少し堅苦しい印象がありましたが、入社してみるとその印象は一掃されました。
お客様からも「ジュエリーショップだから敷居が高そうで入りにくそうだと思っていたが、商品は手頃な価格帯が多く、店員さんも親切で印象が変わった」といったお声を頂くことがあります。
私自身も最初はお店の雰囲気に馴染めるかどうか不安でしたが、ツツミは温厚で気さくな方が多く、とても居心地が良い環境だと感じています。また、50年以上の歴史がある会社なので、長い間ご利用いただいているお客様も多くいらっしゃいます。お客様から「ツツミだから安心できる」という言葉を聞くたびに、会社への信頼が厚いことを実感します。

── 今後のキャリアプランはどのようにお考えですか?
ツツミには販売資格制度があります。私は現在、入社2年目に入り2級の資格を取得することができました。これからの目標としては、3級の取得を掲げています。この目標を達成するためには、宝飾品に関する知識を深めるだけでなく、より洗練された接客方法を研究し、お客様のコーディネートの幅を広げ、ツツミのジュエリーをより魅力的に提案できるようになりたいと考えています。
まだまだ学ぶことが多いですが昇級を果たしていく中で、将来的には店長代理や店長を目指したいです。そのためにも後輩が入社した際には手本となりながら、受け身ではなく主体的な行動を心掛けたいと思います。


── ツツミにはどのような社員が多いですか?
気遣いができ、臨機応変に対応できる方がたくさんいます。たとえば、誰かが接客をしていると、他のスタッフもフォローに入り会話を盛り上げたり、会話の内容をふまえて別の商品を持ってきたりするような協力体制が築かれています。
私が所属する店舗では、私を含め4人のスタッフが在籍しておりますが、社歴はバラバラです。だからこそ、不安や疑問が生じたときは、店長や先輩方が一緒に解決策を考えてくださいます。自らの経験をもとに、私が思いつかないようなアドバイスを提供してくださいます。目標に向かって締めるところは締める、楽しむときは思いっきり楽しむ。全員でメリハリをつけつつ、協力して店舗運営に取り組んでいます。
── 就職活動をしている学生さんへぜひメッセージをお願い致します。
業界や業種を選ぶ際、自分が何に興味があるのか、何をしたいのかに悩む方は多いと思います。私も就職活動中、自分の方向性が中々見えない時期がありました。しかし、アクセサリーが好き、人と接する仕事がしたいという基本的なことから出発して、少しずつ絞り込んでいきました。
自分の興味や好み、これまでの経験で感じたやりがいなどを振り返り、自己分析を進めることで、先が見えてくると思います。それから説明会に参加して企業研究を進めることで、自分が働く姿勢を具体的に想像できる企業と出会うことができます。今、ツツミに興味をお持ちいただいている皆さんと、将来一緒にお仕事できたら嬉しいです。



 株式会社ツツミ
 HP:https://recruit-tsutsumi.jp/index.html
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