ニュース | 16年4月27日

ファッション業界の取組み『さくら並木プロジェクト』とは

天然素材にこだわったアイテムを提案するブランド「CUBE SUGAR(キューブ シュガー)」。キューブシュガーを展開する、株式会社 オーセンティックの取り組みをご紹介します。

平成23年3月11日は、日本国民にとって忘れられない日。東日本大震災がありました。
その日、突如襲った大津波により、多くの人が犠牲となりました。この大津波について世代を超え代々語り継ぎ、被害を決して風化させない取り組みが必要です。

そこで、『さくら並木プロジェクト』が立ち上がりました。
津波到達地に桜を植え記憶に残る桜並木を造成し、将来予測される大津波の際に避難の目安となり、住民の方々を守る役割を果たしてくれることを願い考えられたプロジェクトです。
このプロジェクトに参加するキューブシュガーでは、2016年3月26日に1回目植樹を行いました。桜の木植樹と一緒に石碑を添えています。石碑とは【願うこと】と書いてある石。復興に対する想いや伝えていきたいメッセージを石碑に込めて、今後も活動を行っていく予定です。
この桜並木と毎年春咲く満開の桜花は東日本大震災による被災者を慰めるとともに、平成23年3月11日を代々語り継いでいってくれることでしょう。
また、この桜をきっかけに、多くの方が現地に足を運んでいただければと思います。あの日を忘れないためにも、その土地を感じて、東北の景色や美味しい食事などを楽しむことも、復興の一つなのです。


キューブシュガーが行う取り組みはこれだけではありません。
『オーガビッツ』という言葉をご存知ですか??オーガニックコットン(農薬や化学物質を3年以上使用していない農地で栽培され、厳しい基準をクリアした高品質なコットン<綿花>)の混率10%のモノでお客様の手の届き安い価格にしたことで、より多くの方々に使用していただきたいとの願いからうまれた製品が『オーガビッツ』です。

キューブシュガーでは、『オーガビッツ』製品を販売し、売上の一部を桜の木に寄付する取り組みを行っています。
対象商品1枚につき10円を寄付し、20,000円ごとに1本の桜の木を石碑と共に植樹します。

また、このオーガビッツ製品で使用するオーガニックコットンはインド生産のものを使用。震災復興だけではなく、このオーガニックコットンの普及は、有機農地を拡げ、環境汚染の改善、しいては生産国の生活を豊かにすることにも繋がるのです。


東日本大震災から5年が経ちました。私たちができることとは何でしょうか。
ファッション業界でも、様々な復興活動が行われています。

あの日のことを風化させず、当たり前の日々に感謝していきたいですね。





 CUBE SUGAR
 HP:http://www.cubesugar.com/
 求人一覧: http://www.t-w-c.net/brand/459

 さくら並木プロジェクト
 HP:http://sakuranamiki.jpn.org/








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