日本の中心地、東京。
東日本最大の商業地であるのはもちろん、トレンドが次々と生み出される流行発信地として有名な都市です。「東京でアパレル関係の仕事に就きたい！」という人のために、流行の発信地でもある人気のファッションエリアやファッションビルをご紹介しましょう。


東京のファッションの特徴
東京は、服飾関係の大学や専門学校も多く、アパレルのショップ数も数多くあります。
ファッションの傾向では、エリアごとでカラーがハッキリとわかれています。土地ごとにそれぞれ特徴があり、異なる流行があると考えて良いでしょう。得意なジャンルを知識・スキルとして生かすためにも、アパレルに就職・転職の時にはエリアから考えてみるのもよいでしょう。


東京のファッションエリア
東京にオシャレな街で「原宿エリア」は外せない場所でしょう。近くの表参道・青山には海外の超有名ファッションブランドが立ち並んでおり、東京で最もオシャレな地域の1つです。渋谷区神宮前3～4丁目にかけて広がる「裏原宿」（ウラハラ）も有名です。

「渋谷エリア」もファッションで有名な地域です。ビジネス街として発展している一方、原宿や表参道・青山にも近いため、ファッション関係の店舗も点在しています。若者に人気の代官山や恵比寿も近く、こちらは比較的落ち着いた雰囲気が漂っており、インディーズブランドも多く店舗を構えています。

「銀座・有楽町エリア」は老舗ビルが並ぶエリアです。ハイブランドを揃えた百貨店など、ファッションイメージの強い街です。

原宿エリアのファッションビル
原宿で、もっとも有名なファッションビルといえば「ラフォーレ原宿」です。原宿がファッションの街として知られるようになったのも、このビルがきっかけといわれています。JR山手線の原宿駅、表参道口から徒歩5分という立地にあり、誰もが知っているような有名ブランドから、知る人ぞ知るマニアックなブランドまで、幅広いジャンルのアパレルの店舗が入居しています。「表参道ヒルズ」ではファッション系イベントが開催されることでも有名です。

渋谷エリアのファッションビル
全国にあるファッションビルの中で、もっとも有名な「109」（イチマルキュー）が存在します。ガールズファッションに特化したビルで、多くのブランドが揃っているため、幅広い世代が買い物に訪れます。ほかにもストリート系ファッションからカジュアルまでそろう「渋谷パルコ」、オシャレな大人に向けた品ぞろえの「渋谷ヒカリエ」など、ファッション関係の施設が充実しています。

銀座エリアのファッションビル
高級感が漂うセレブの街、銀座。ここに立地するファッションビルや百貨店は、このエリアの特徴である高級感を感じられる施設が多いです。高感度なセレクトショップをはじめ、ハイブランドがそろいます。プランタン銀座はフランス・パリの伝統ある百貨店「プランタン」の提携店としてオープンし、国内外の有名ブランドが集結します。有楽町方面ですと、ルミネといえば若い人向けの商業施設というイメージがありますが、ルミネ有楽町のターゲットは20代後半から30代の大人の男女。
この他、銀座には「松坂屋」、「松屋」、「三越」、「マルイ」が立地し、有楽町には「阪急メンズ東京」も立地するなど、新旧のファッションビル・百貨店の集積地としてアパレル求人も多くなります。「オシャレな街で働きたい」「センスを磨きたい」人にとっては理想のエリアだといえるでしょう。
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