ニュース | 16年12月28日

ファッションアイテム【Pコート】の歴史

今回は、Pコートの歴史について。
漁師やイギリス海軍が着用したPコートは、海の寒さから守るための上着として活用されました。それゆえ、寒さをしのぐための機能性にとても優れているコートなんです。

まず、特徴的なあのダブルボタン。
厳しい気候条件で使用することから、風の寒さから体を守るために左右どちらでも上前を変えられるようにしています。
また、たとえ片方のボタンが破損しても、もう片方で代役が利くためとされています。

次にあの大きな襟も、風除けのため。
Pコートの記事は分厚いメルトンウールを使用しているため、風除けであの襟を立てても、まったくヨレないのが特徴です。

コートのフロントにあるポケットは「マフポケット」と言われ、縦に切り込みを入れ手を温めるために大きな作りをしています。
切り込みに際には、補強も付いている機能性!

大きなボタンは、手袋をはめていても開け閉めしやすいようにあのサイズを採用しているんです。

また、Pコートの色はなぜネイビーカラーかご存知でしたか?
正式とされている色は濃紺色。海軍の制服に採用されている色で、海の色に対する保護色なんです。

とてもハンサムなPコートは、こんなに機能性に優れていて、ひとつひとつ意味がある作りなんですね。見た目はもちろん、防寒としても優れているので、まだお持ちでない方は廃れないアイテムとして選ぶのもアリですよ!






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