インタビュー | 20年1月10日

たくさん経験して、いつかは会社に恩返しができるように

1967年、アメリカのNYで創業者のラルフ ローレンが自身の名を冠して設立し、オリンピックのアメリカ選手団の公式アウトフィッターとなる程にアメリカを代表的するブランド「Ralph Lauren(ラルフ ローレン)」。
メンズ、ウィメンズ、キッズのカテゴリーはもちろん、カジュアルからハイエンド、ゴルフ、スポーツなどの幅広いラインが展開され、現在では飲食事業としてカフェも運営しております。今後も全国に積極的な出店を計画し成長を続けているブランドです。
今回はそんなRalph Laurenで、「RALPH LAUREN」百貨店でSales AssociateとVMD(ヴィジュアルマーチャンダイザー)を務める方にお話をお伺い致しました。
RALPH LAUREN 百貨店 Sales Associate・VMD

── ラルフ ローレンに入社したきっかけは何ですか?
4年制の大学で服飾課程に入っていて、最初は家庭科の先生を目指して勉強していました。服飾ということもありアパレル業界でアルバイトをしている友人が多く、私も同じようにアメリカ系のブランドで働いていました。
そこでの仕事があまりに楽しく、大学卒業後はそのまま社員として働き始めました。比較的客層の若いブランドだったので4年程務めた頃に長く働けるブランドに行きたい、もう少し勉強できることの幅を広げたいと思うようになり、ラルフ ローレンへ入社しました。


── これまでの経歴を教えてください。
前職ではずっと販売スタッフとして働いていて、今は販売を兼ねてVMDとして働いています。VMDとしては、ラルフ ローレンに入社して1年程した頃に先輩のサポートとして就いたのが最初で、半年後先輩の退職によってそのまま役職を受け持つことになりました。それからは変わらず現在の店舗で働かせていただいています。
── 日々の具体的なお仕事を教えてください。
販売としては、積極的にお客様との距離感を近づけていくことを意識しています。近づかないとパーソナルなことはお話できず本当に良い提案ができないと思っているので、接客されることがあまり好きではない方の空気感も把握するようにしながらも、服以外のお話もできるようなコミュニケーションを大切にしていますね。
VMDとしては、ひと月に一回程度入ってくる新しいテーマの商品をお店に合わせてコーディネートします。
ラルフ ローレンはどこのお店に入っても同じような雰囲気を感じられることを重要視していて、日本では神奈川の店舗でまずコーディネートのベースが作られ、それを各店舗のVMDがそれぞれのお店に落とし込んでいくようにしています。これらのテーマ、コーディネートが各販売スタッフからお客様への提案にも繋がってくるので、大変ですがとてもやりがいのあるお仕事だと考えています。


── 入社されてから、印象に残っている出来事はありますか?
VMDを始めて半年くらいの頃に、私のコーディネートが社内VMDコンテストでアジア2位として表彰されたことです。ジーンズやオックスフォードシャツといったラルフ ローレンのアイコン商品を用いて、ラルフ ローレンらしく、かつ新しいコーディネートを提案し評価されたことはとても嬉しかったですね。
まだまだ今よりもラルフ ローレンの着こなしという理解はできていなかった頃でしたが、だからこそ自分らしいコーディネートが噛み合って評価していただけたのではないかと思っています。
── これからのキャリアはどのように考えていますか?
本社でのクリエイティブ部署に進んでVMDとして携わることにも興味はありますが、まだ自分自身が会社や店舗の仕事を把握できていないので、もう少しこの環境で学びたいと思っています。
また学生の頃からファッションマーケティングの勉強をしていたこともあり、マーケティングにも強く興味があるので、それももう少し悩んでから進んでいきたいと思いますね。階段式のキャリアでなく、たくさんチャンスをいただける会社なので、まずは長く勤めさせていただくことを大切にしながら色々経験できればと考えています。


── 先輩や後輩との関わりで印象的だったことはありますか?
店舗で最初に受け入れてくれた店長が非常に真面目な方で、仕事やマネジメントを完璧にこなす方でした。そんな店長に言われた「残業してしまうのは、仕事のプランニングができていない証拠。1日の管理ができなければ1週間も1ヶ月も同じようになり、販売の計画なども含めて同じように予定通り進められなくなってしまう。」という話が強烈に刺さって、仕事観を大きく変えるきっかけだったと思っています。
少しルーズな面もあったのですが今はその言葉を重んじて実践できるよう、細かな作業でも目安時間を設定して作業するようにしていて、状況を周りのスタッフの方にも共有するように心がけています。
きちんと作業が進めやすくなるだけでなく、都度仕事を進められた実感が得られるのでモチベーションにもなっています。
── 入社してから感じている、会社の魅力は何ですか?
ラルフ ローレンは長く勤めている方がとにかく多いです。私の親世代の販売員の方もいたりして、他のアパレルブランドではあまり無いことじゃないかと思います。働き方を見ることも、話せる内容も同世代だけでは得られないたくさんの知見を得られるはずです。
制度としてはエクスチェンジ制度が魅力的ですね!店舗間でスタッフが1週間ほど入れ替わることのできる制度で、関東と関西などの国内だけでなく国外の店舗を体験することもできます。普通なら海外で働くなんて気軽にできることではないので、お試し感覚で体験できるのは素敵だなと思います。


── 応募を考えている方に対してもぜひメッセージをお願い致します。
ここで働けてよかったと思える会社です。長く働いている人が多いことでも証明されているのではないでしょうか。スタッフ間の空気の良さもそうですし、気がついたら今まで以上にブランドが大好きになっているはず。楽しくて、仕事しているというより生活の一部になるような働き方ができますよ。
皆さんと一緒に働ける時を楽しみにしています。ぜひ一緒に働きましょう!





 RALPH LAUREN
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