転職ノウハウ | 20年3月30日

求人情報の見方!長く働きやすい職場を見極めるには?

転職の際、求人情報を見ていると色んな条件が見つかり迷ってしまうのではないでしょうか。そこで今回は「ひとつの職場で長く働きたい」と考える人が自分に合った求人を探すポイントをご紹介していきましょう。年齢を重ねてもアパレルの現場で活躍するため、ぜひ転職の参考にしてください。
「今魅力のある職場」と「数年後に魅力のある職場」の違い
転職先を選んでいく際、複数の職場が候補にあがるとどうしても「今の自分にとって魅力のある職場」を選びたくなってしまいますよね。もちろんそうした選び方も間違いではありませんが、「ひとつの職場で長く働きたい」、「数ヶ月や1、2年で別の企業へ移るつもりはない」と考えているのであれば「今の自分」だけでなく、「未来の自分」にとっても魅力的な職場を探すことが大切です。

例えば「今の私にとって月給○万円もあれば十分だ」と感じたとしても、将来的には「この給与では充分な貯金ができない」と感じてしまうかもしれません。年1回、必ず昇給のある職場なら長く勤めるうち給与もあがっていきますが、求人情報の昇給・賞与欄の扱いが「会社の業績による」とされている職場では思うように昇給できず不満を覚えることもあるでしょう。また、給与面で安心できてもこれから先、結婚、出産、子育て、親の介護とライフステージが変わっていけば自分の意思とは無関係に働けなくなるかもしれません。

このように「長く安定した環境で働く」という条件で転職先を探すとき、求人情報を見極めるさまざまなポイントがあります。さらに詳しくご紹介していきましょう。

◇手当欄をチェック
求人情報の手当欄には「通勤手当」や「住宅手当」などの記載があると思います。同時に、気になる求人に妊娠や出産といったタイミングでの手当、またはお祝い金があるか確認してみましょう。

「妊娠や出産の費用は手当だけではまかなえないから、あまり気にしていない」という人もいるかもしれません。しかし大事なのは、実際に手当を受け取れるかどうかよりも、社員の私生活の変化に対する企業の姿勢です。手当が用意されている企業は、比較的社員のライフステージの変化に寛大で、お祝いムードになりやすいと想像できます。ライフワークバランスを整えやすく、働きやすい企業を見つけるときの目安にもなるでしょう。

◇出勤時間についてチェック
結婚や出産を経験したり、家族の介護にあたったりする上ではフルタイム勤務が難しくなることもめずらしくありません。あまり柔軟でない企業の場合、フルタイムができないとなるとそれだけで退職の道しか選べなくなることもあるでしょう。キャリアを手放さないためには、短時間勤務やフレックス出勤を活用したいものです。

短時間勤務可能な企業なら、一日3〜4時間など無理のない範囲で働くことができます。また、フレックス対応の企業であれば子どもを保育園に預けてから余裕を持って出社、ということもできるようになるでしょう。さらに、アパレルショップの店頭に立つ販売員の仕事でなく本社での仕事ならば、出社する必要のない「テレワーク」という働き方もあります。今の自分に短時間勤務を利用する予定がなくとも、今後どのように働き方が変わっていくかわかりませんので、なるべく柔軟な働き方ができそうな企業を選んでおくといいでしょう。
子育て中の従業員はどれくらいいるかチェック
求人票に記載されている手当や制度の内容だけでなく、その企業で実際に働いている従業員についても注目してみましょう。例えば、近年「育児休暇取得率」「ワーママ率」「女性幹部率」といった会社内部の情報を集計し、パーセンテージで公開している企業は少なくありません。これらのデータを参考にすれば、子育てをしながら働くことが現実的に可能かどうか見えてきます。

いくら育児休暇や手当を用意していても、職場の雰囲気が活用を許さず、結局働きやすい環境とは言えない…ということもあり得ます。実際の社員の声が色濃く反映されたデータは、よりリアルな内部事情を知った上で転職先を決定する大切なきっかけになりますよ。

せっかく転職するのなら、リアルな職場環境について詳しく調べ、数年後も安心して働けそうな企業を見つけたいですよね。転職先を探しているときは、ぜひTWCをご利用ください。今の自分にとって働きやすい求人を選ぶのはもちろんのこと、ライフステージが変わってからも心地よい環境で働けそうな求人が見つかるはずです。






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