転職ノウハウ | 20年3月9日

アパレルのリアルな給与を調査!いい求人を逃さない方法

仕事を選ぶとき「給与を気にしない」という人はなかなかいないのではないでしょうか。誰にとっても気になるポイントだからこそ、アパレル職に就いている人のリアルなお給料にフォーカスしてみたいと思います。これから就職・転職を考えている人が、求人情報を見るときにチェックすべきポイントもあわせてご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
アパレルのリアルなお給料額とは?
求人サイトを参考に算出したところ、アパレル販売スタッフの月収は17万~20万円ほどが平均のようでした。年収で計算すると、おおむね300万円前後が目安となります。これは新卒や未経験も含めた平均であり、経験が増えていけば、その分給与もアップして相場以上の金額を期待できるでしょう。4~5年目のキャリアモデルとして、年収400~500万円台という金額を挙げている求人も複数ありました。

また、アパレル業界に限ったことではありませんが給与相場は都市部のほうが高い傾向にあり、地方は相場より数万円安いこともめずらしくありません。たとえ同じブランドであっても、都市部の店舗と地方の店舗では金額が違いますのでより具体的な金額を知りたいときには、住んでいる地域の店舗に注目して調べてみることも大切です。


求人情報を見るときは「残業代」の扱いについて見逃さないように
求人情報の給与欄をチェックするときには、金額だけでなくどのように記載されているかにも注目しましょう。

例えば就職・転職の際、候補となる企業が2つあったとします。そして求人情報を見たときA社は「月給18万円」、B社は「月給20万円」というように記載されていたら、あなたはどちらを選ぶでしょうか。多くの人が「どうせなら、少しでも多くの給与を受け取れる企業で働きたい」という思いから、B社を選ぶのではないでしょうか。このとき注意しなければならないのは「残業代込みの記載ではないか」ということです。

求人情報に掲載されている月給は「記載されている金額のほかに残業代や各種手当がつく」という場合と「はじめから各種手当込みでの額が記載されている」という場合があります。後者のように「みなし残業」として、求人情報に記載されている基本給に「毎月このくらいの残業があるだろう」という仮定のもと算出された残業代が含まれているケースもめずらしくありません。このようなケースでは、残業をしてもしなくても記載されている額の給与が毎月支給されます。

前述のケースではA社が「残業代は別途支給」、B社が「みなし残業代込み」の可能性もあり、月々の残業代がトータルで3万円になるのであれば、A社で毎月受け取れる金額は「月給21万円」、B社では「月給20万円」となります。つまり、A社のほうが「条件のいい求人」と言えるでしょう。さらに、どのような手当が用意されているかによって、より大きい金額を受け取れるかもしれません。
アパレルのお給料は「手当」で変わる!
ここからは、主要な手当をご紹介していきましょう。

◇繁忙期手当
アパレルの仕事では、セール時期をはじめ「必ず忙しくなる時期」があります。ばたばたと慌しくなる繁忙期は疲労しやすく、心身ともに苦しい思いをしやすいからこそ、手当が用意されている職場は少なくありません。仕事は大変に感じられるかもしれませんが、手当が受け取れるとあれば忙しい時期だけ基本給にくわえ1~3万円、もしくはそれ以上のお給料を受け取れるようになります。働くモチベーションにもつながりそうですね。

◇インセンティブ
企業によって、売り上げ目標やノルマが設定されていることもあります。達成までの道のりは大変に考えられるかもしれませんが、達成した際にインセンティブが支給されれば、お給料の額も変わっていくでしょう。繁忙期手当とは別途支給されるため、来客数が増えやすいセールシーズンに売り上げ目標を達成すれば、どちらの手当も受け取ることができます。

ただし、これらの手当はすべての職場で必ず支給されるわけではありません。「絶対にインセンティブがある職場で働きたい!」と考えているときは、企業に問い合わせることをおすすめします。

TWCは、アパレル関連の仕事で転職を検討している方を応援しています。転職をすべきか悩んでいる方も、まずはどんな求人があるのかチェックしてみてくださいね。






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