転職ノウハウ | 15年5月8日

スカートやシャツなど洋服のきれいなたたみ方

ショップ店員として必須の能力は、いろいろとありますが、接客力と同等か、それ以上に必要な能力があります。それは「服をたたむ能力」です。
ショップ店員は、仕事として大量の服をたたまなくてはなりません。たたみ方はキレイなだけではなく、相応のスピードも求められるため、最初は戸惑ってしまう人も多いようです。これからショップ店員として働く人はもちろん、服をたたむのが苦手な現役販売員の方にとっても役立つ、素早くキレイに服をたためる方法をご紹介します。
 
シャツのたたみ方
まずは、基本になるシャツのたたみ方について解説しましょう。
シャツといってもTシャツやワイシャツなど、いろいろな種類がありますが、やり方は同じです。シャツをたたむ時には、まず「服の折り目」に注目してください。肩から裾にかけてラインが入っており、腹部には横一文字にラインが入っていると思います。また、袖がある場合は何本かラインがあるはずです。これは服が出荷される時にできた「たたみ癖」です。日常使いではアイロンをかけてシワを伸ばしたりしますが、お店で服をたたむ時は、このラインが重要です。この線に沿って折りたたむだけで、キレイにたためてしまうのです。

具体的には、肩口から縦に走っている二つのラインを指でつかみ、服を釣るように持ってみましょう。すると線が入っているとおりに曲がるはずです。あとは袖をたたみ、腹部にあるラインに沿って折るだけです。商品やメーカーによってラインの位置が変わるので注意してください。慣れないうちはテーブルや、ほかの服の上に置いてたたむとよいでしょう。ある程度の数をこなせば、立ったまま作業もできるようになります。


上着のたたみ方
次は上級の上着にチャレンジしてみましょう。上着はシャツと違ってラインが入っていないことが多く、キレイにたたむのが難しいと言われています。注意するポイントは「総合的な見た目」です。お店では、たたんだものを積み重ねるため、ひとつひとつはキレイにたためたとしても、重ねてみると、不揃いになってしまうことがあります。肩口から縦に折り、袖を折ってから、腹部で上下半分に折るという流れはシャツと同じですが、サイズによって折る場所を調整し、幅を揃えるように意識しましょう。


パンツのたたみ方
パンツのたたみ方は一番簡単です。まずは、センターラインのファスナーを線対称にして縦半分に折りましょう。
くるぶし辺りにある縫い目に合わせて形を整えたら、三つ折り、または四つ折りにします。これで大丈夫です。立ちながらたたむ時は、太ももをテーブルの代わりにすると、よりキレイに仕上がります。


スカートのたたみ方
基本的にはラインに沿って折れば良いのですが、フワッとしたスカートだと、ラインが入っていない場合があります。このような時には長方形になるようにたたむことで、見た目をよくすることができます。
パンツと同じく、センターラインを線対称にして縦半分に折り、外側に広がっている部分を内側にたたみ、長方形を作ります。後はパンツと同じく三つ折り、または四つ折りにして完成です。






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