転職ノウハウ | 19年2月25日

売上の少ないショップ店員は「アレ」を見られている!?

ショップ店員はお客様を見ながら、声かけをするタイミングやお求めの商品は何か、よく考えていますよね。実は同じように、知らずしらずのうちにショップ店員もお客様から厳しく見られているのです。その結果「この店、なんとなく居心地が悪い」、「あの店員、なんだか苦手」と思われてしまうことも。思わぬシーンでお客様まがショップ店員のどこを見ているのかチェックしてみましょう。
 
店員の着こなし、コーディネート
お客様にとって、ショップ店員はそのブランドの商品を着こなしている身近なモデルです。コーディネートは、まず一番にお客様に見られる部分と考えていいでしょう。しかし、コーディネートを見るということは「新作アイテムをどのように着こなしているかを見る」ということだけではありません。着こなしの印象は、お肌の状態、スタイル、髪質やヘアアレンジなども含めて決定づけられます。

例えば服や靴が汚れている、クマができていて疲れた顔をしているというような場合には、どれだけデザイン性に優れたアイテムを身につけていても魅力的に映りません。結果として、ブランドの印象を変えてしまう可能性もあります。ただお手本どおりのコーディネートを身につけてよしとするのではなく、お客様から「見られている」ことを意識し、日頃から自分磨きを欠かさないようにしましょう。


物の置き方、扱い方
取り扱う商品数が多いショップでは、毎日何十個という単位の商品を入荷し、あわただしい環境の中で陳列や管理をしなければならないこともあるでしょう。時間に追われているとつい商品の取り扱いも雑になりやすいものですが、仕事中に商品を乱暴に置いたり、畳んだりしていないか振り返ってみましょう。

陳列されている服やバッグ、アクセサリーなどは、店員にとってはどれも同じ「商品」です。しかしお客様にとっては「いずれ自分のものになるかもしれないもの」。購入しようと考えていた商品を、もし店員が乱暴に扱っていたとしたらいい気持ちにはならず、「やっぱり買わなくてもいいや」と思ってしまうかもしれませんよね。物の扱い方が乱暴なお店や店員は、知らずしらずのうちにお客様を逃しているかもしれません。


他のスタッフとの会話
お客様は、店員同士の会話をよく聞いています。というよりも、店員にとっては何気ない会話のつもりでも、お客様の耳には案外届いてしまうものなのです。つい「疲れた」、「仕事がいや」というようなネガティブな会話や愚痴をこぼしてしまったときには、ショップのイメージが悪くなってしまうかもしれません。

特に、新人スタッフとシフトが被ったときには、接客の合間に指導しなければならないこともあるでしょう。うまく進められないと「この前教えたよね?」、「なんでできないの?」と言いたくなるかもしれませんが、売り場ではお客様の目を常に意識してください。お客様に直接高圧的な態度をとったわけでなくとも、ネガティブな言葉が響いているお店は印象が悪くなってしまいます。厳しい言葉を遣わなければならないのであればバックヤードで伝え、売り場ではいつ誰に聞かれても問題のない会話を心がけましょう。
 
事務作業をしているときの表情
例えば、レジカウンターの中で事務作業や計算をしているとき、あなたはどんな表情をしていますか?「意識したことがない」「あまり覚えていない」という人も多いのではないでしょうか。接客とは違った作業をしているときは、ショップ店員が「無意識に気を抜いているとき」と言えます。もちろん目の前の仕事に集中していることは確かですが、接客モードからお客様をシャットアウトしたモードに変わっていないでしょうか。

お客様が「試着したい」、「商品について聞きたい」というとき、難しい表情の店員しかいなければ話しかけるのもためらわれてしまいます。それが結果として売り上げに影響を与えることもあるでしょう。もし「自分なりに接客を努力しているつもりなのに、成績が伸び悩んでいる……」というのであれば、接客をしていない時間が影響を与えているのかもしれません。


人気のショップ店員になるために
日々、これらのポイントに気をつけて接客することで、ショップ店員としてさらなるレベルアップが叶うはずです。これまであまり売り上げや成果が出せなかった人や、新しい職場でうまくやっていけるか心配な人も、今回ご紹介したポイントを意識しながら魅力的なショップ店員を目指しましょう!今の職場に満足していない、または新しい環境で心機一転がんばりたいときには、TWCを利用して転職も検討してみてくださいね。






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