インタビュー | 17年8月31日

ジュエリーに想いを託す「ビジュ ド ファミーユ」

ジュエリーブランドを展開する株式会社 サダマツ。
『人間が「永遠の命」を持つものではないからこそ、この世で唯一の「永遠のもの」に想いを託す』という企業理念に胸を打たれて入社した2名の社員の方にお話をお伺いすることができました。
 
右)西山さん festaria bijou SOPHIA 銀座三越店 店長
左)井上さん Douxmiere bijou SOPHIA 販売スタッフ


── サダマツに入社する経緯を教えてください。
(井上さん) 美容師のお仕事を4年したのちに、アクセサリーショップで3年経験しサダマツに入社しました。実はサダマツに入社する前の就職活動では少し迷走しており、自分でもこれでいいのかな?と考えながらお仕事を探していました。でも就職活動を行う上で、「自分の好きな事を続けていける仕事」を探していました。そこで何社か選考を進めていくうちに、アクセサリーの経験が活かせれるサダマツに出会い応募しました。
最終的にサダマツにしようと思ったきっかけは、社長名鑑に掲載されている貞松社長の動画をみて、ここで働こうと決意しました。動画の中では、社長のジュエリーに対する思いであったり、ジュエリーだからできる事を話していて、こんな環境で働きたいと思いました。

(西山さん) 私は新卒で入社しました。就職活動を始めた当初は、ジュエリー業界は考えておらず、幸せの瞬間に立ち会えるブライダルや旅行関係のお仕事を考えていました。ブライダルでは、プランナーやドレスのアテンド業務を希望していましたが、ジュエリーであればずっとお客様と寄り添っていけると考えジュエリー業界のエントリーをしました。最終的には3社ほど受け、サダマツを選びました。サダマツを選んだ理由は、選考を重ねて上層部の方とお話しをしても自分自身も偽りなくお話しすることができ、誰と話をしてもいい印象が続いたからです。面接担当者の方の印象がよく、働く環境もいいのかなと感じたからです。最後部長との面談があったのですが、質問などは特になくサダマツの仕事や会社としての思いを熱く話してくれました。緊張はしましたが、すごく本音で話ができる雰囲気でした。


── サダマツは知っていましたか?初めてお店にいった時の印象も教えてください。
(井上さん) 地元にお店があるので知っていました。面接前にお店にきましたが、ちょうど年末の繁忙期のタイミングで接客を受けることはできませんでした。ただ、他のお客様に接客している姿がとても熱心に感じ、自分もチャレンジしたと思いました。実際に働いてみると、今までは美容師だったため受け身の接客が多かったのですが、自分からお話しをして良さを伝えることが大切なのだと感じました。

(西山さん) 実はジュエリー業界の選考を受けると決めるまではサダマツの事は知りませんでした。
新卒で選考を進めていくと、店舗を見学する事ができます。見学は、お客様としてこっそり行くこともできますし、リクルートスーツで行く事ができます。始めはお客様として訪問しましたが、接客をしてくれた担当の方はすごくフランクに接客してくれました。後日スーツでお店に伺った際も同じように接していただけ、快くお話しをしてくれた事が印象的でした。
 
── 入社してからの感想はいかがでしたか?
(井上さん) 勤務を始めた当初、上司から「担当者の顧客名簿をみると、担当者がどんな人かわかるくらい共通点を持ったお客様がつく」と言われた事がありました。実際に半年勤めましたが、本当にそのとうりになりました(笑)。私の場合は誕生石が一緒の顧客様が多く、お客様との共通点が増え引き寄せられているのかなと感じました。
お仕事面で言えば、やっぱり私に会いにきてくれるお客様が着いた時は本当に嬉しかったです。店舗環境としては、頑張った日などは帰宅後に店長から「今日頑張ってたね!」など連絡をくれたり、スタッフ同士の団結力が強く、みんなで喜べるような環境になっています。そういった積み重ねが、働く上での感動に繋がっているのかなと感じています。

(西山さん) 銀座に移動する前に、立川で勤務をしていたお客様から、「銀座だったら行くよ!」と言っていただいたり「通えるお店だったらどこまでも着いていきます」と言っていただいたりします。こうした言葉をお客様に言って頂いた時に、この仕事をしていてよかったなと感じました。
 

── 逆に苦労したことは何ですか?
(井上さん) 先ほどもお話ししましたが、今までは受け身の接客だったため、自分から積極的にお声がけをするお仕事は初めてでした。最初のアプローチができてもその後のコミュニケーションを取る事が難しいと感じています。うまく行く時は気持ちが乗っているので、ずっとうまくいきますが、テンションが下がった時にいい状態をキープする事が難しいです。店長からは課題として【気にしすぎない事】と言われています(笑)。

(西山さん) 入社した当初同期と自分を比べてしまう事がありました。ちょうど3か月経った頃、自分では意識していなかったのですが周りから見てモチベーションが低く見えた時期がありました。そんな時に何気なく店長からお昼ごはんを誘われて「今全然楽しくないでしょ」と言われびっくりしました。その時に話して頂いた内容が印象に残っているのですが、「ウサギとカメのお話しを知っている?仕事でもポンッと行く人もいれば、ゆっくりコツコツ頑張って成功する人もいるんだよ」と言ってもらいました。そのお話を聞いてから、すごく気持ちが楽になりモチベーションも元に戻りました。今であれば、初めての店長ということもあり、みんなを一つの方向にまとめる事が難しいなと感じています。今までは先輩や店長がいましたが、実際に自分が引っ張って行く立場になると本当に苦労し大変だなと感じています。
 
── サダマツで働くという事は、別のブランドと比べて何が違いますか?
(井上さん) 美容師の時に比べると安定してお休みをいただけています。サダマツの社風として【自分の夢に目標をもつ】と言った文化があります。休みがないと仕事も頑張れないため、育休や産休の取得率が高いことも魅力です。

(西山さん) 施設の方に言われるのですが、他のブランドに比べるとお客様との交流が深いと言っていただけます。元々はファッションとして、ジュエリーを購入して頂いていたお客様が、婚約指輪を買って下さったり、お子様ができた時もプレゼントとして買っていただく機会が多いからだと思います。サダマツの理念として「bijou de famille / ビジュ ド ファミーユ」という習慣があります。これは「人の命には限りがあるからこそ、この世に唯一永遠な宝石に想いを込めて、大切な誰かに永遠に伝えていく」という意味があり、祖母から母へ、そして娘へ、あるいは新しい花嫁に家族の宝石を伝えて行くという習慣があります。この習慣を大切にしているからこそ、お客様とより深い関係が築けていけているのだと感じます。


── なぜ入社してから今日までお仕事を続ける事ができたと思いますか?
(井上さん) 私はまだ入社して半年しか経っていないため、毎日が楽しいのでやめたいなとは考えた事がありません。職場が合わないと思えば、肌で感じると思いますがサダマツではそう言った事はありません。あのお客様にもっと喜んでもらいたいな、もっとお店をよくしたいなという気持ちが今の原動力だと思います。お客様にお手紙を書いて喜んでもらったり、もっと色々なお客様と関わっていきたいと感じています。

(西山さん) 退職を考えた事はなく、本当に環境に恵まれてきたなと感じています。同期の支えや、お客様が会いにきてくれたり、お客様に「やめないでよ」と言って頂いたりするとお客様とのつながりや、上司やスタッフとのつながりを実感します。
一度、もしやめたらどうなるんだろう?と考えた事はあります。でも自分自身が違う仕事をしているイメージができなかったんです。ジュエリーが好きというのもありますが、そういった事を考えていると人とのつながりが再確認でき、働く上で大切な【人】というのを大切にして行こうと思いました。





 festaria bijou SOPHIA
 HP:https://www.festaria.jp/
 求人一覧: http://www.t-w-c.net/brand/3240/

 Douxmiere bijou SOPHIA
 HP:http://www.douxmiere.jp/
 求人一覧: http://www.t-w-c.net/brand/3241/








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