転職ノウハウ | 16年12月8日

ファッションアイテム【ダッフルコート】の歴史

今年は例年より早く雪が降り、寒さが厳しくなってきましたね。この時期欠かせないアウター。みなさん何を着てますか???

定番アイテムのひとつ、ダッフルコート。持っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、ダッフルコートの歴史について。知っていると、服の見え方も変わってくるような、そんなおはなしです。
もともとは北欧の漁師の仕事着として誕生したのがダッフルの始まり。その機能性ゆえ、のちに、第二次世界大戦でイギリス海軍が軍用コートとして着用します。

ダッフルの特徴は、ウールを圧縮したメルトン生地を使用し、防寒性に優れている点。
また、ダッフルコートの象徴でもあるトグルボタンは、手袋したままでもすぐに着脱ができるように考えられています。
その他、大きめに作られたフードは、帽子を被った上からでも着用できるため。
ネックストラップは風に侵入を防ぐため。
他のコートに比べ大きめの作りをしているのは、仕事着の上からでも着用できるようにするためといった、その時代に合わせて機能性を重視されているアイテムです。

では、なぜこんなにもファッションアイテムとして愛されるようになったのか??

1960年代にアメリカの学生の間で人気になったのがキッカケとされています。いわゆるアイビースタイル(アイビールック)ですね。アメリカの名門8大学によるフットボールリーグ「アイビー・リーグ」の学生たちのファッションから生まれたことが名前の由来です。名門学生たちのトラッドアイテムを品良く着崩したスタイルが魅力となり、そのアイテムの一つがダッフルコートだったんですね。

現在では、当時に比べ細身になり、デザイン性の高いものが流行に合わせて展開されています。あなたのファッションに合ったダッフルコートで、冬ファッションを楽しめるといいですね!






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