転職ノウハウ | 16年2月19日

黙っていても売れる時代は終わり!これからはショップ販売員は接客の時代

ネットの普及により、オンラインショップで服を買う人が増加傾向に。そこで考えられるデメリットとしては、店頭で売り上げが上がらないとうい実態です。黙っていても勝手に売れていく時代は終わり、ショップ店員は、トップクラスの接客をしないといけない時代となっています。
しかし、接客されるのが嫌いなお客様も多いのです。ネットの普及以外にも、こういった理由で店頭で商品を買わないお客様もいらっしゃいます。
そこで大事になってくるのが、ネットでは伝えきれない魅力を店頭で感じていただくことです。
実物を手に取って見ることができること、試着ができることはもちろんですが、販売員との会話で買い物が楽しくなった経験ありませんか?ここで問われるのは、販売員の接客力なんです。売れる販売員には大きく4つの特徴があります。


・押し売りをしない
一時の売り上げを求めるより、長い目で見た売り上げを追求することが大切です。数字(売上げ)を意識するあまり、無理に買わせようと必死になってはいけません。良い接客をすれば、その時買い上げにならなくても、またお店に足を運んでくれる可能性があります。


・威圧感がない
いかにも接客されそうな空気感はNG。よくあるのが、お客様の近くについて、声かけのタイミングを伺うなど。お客様の立場になれば、気になって仕方がないのです。せっかくお店に足を運んでくれたのであれば、店内をくまなく見てもらいたいですよね?居心地の良い空間作りができていれば、自然と滞在時間も長くなり、声かけのチャンスも広がります。


・販売員のスタイリングが参考になる
やはり販売員はそのショップの顔。自分自身のセンスも問われるのです。お客様心理からすると、ファッションに詳しい人に接客される方が説得力もあり、納得がいくものです。常にファッション業界の動向はチェックし、自分自身のスタイリングも研究する必要があります。老舗ブランドであれば、お客様の方がブランドを知っているケースもあり、逆にお客様に教わることで関係ができてくることもありますが、基本的には販売スタッフがお客様に教えることができるほどの知識があることがベストです。


・的確なアドバイスをくれる
似合う似合わないをきちんと伝えることで、信頼できるかどうかが決まります。試着した服が似合わなかった場合、はっきりと伝えた上で、お客様に合ったアイテムを代わりに提案してみるなど工夫が必要です。後悔させないショッピングを提供しましょう。

わざわざお店に来てくれたお客様に、最高のサービスを提供するのが販売員の仕事のひとつ。お金を払って商品を買うのは、ネットでもできることです。付加価値として、販売員の接客力があるのではないかと思います。






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