美容部員の面接でよく聞かれる質問とはどのようなものなのでしょうか。
新卒で応募する際と、転職をする場合では質問の内容が若干異なりますが、今回はどちらのパターンでも聞かれるような代表的な質問を抜粋してみました。ありのままの自分を伝えることは重要です。しかし、考えがまとまらずに自分の魅力を十分に伝えられなかった、という事態は何としても避けたいところ。事前に自分なりの答えを考えておきましょう。

Q.なぜ弊社に応募したのですか？
いわゆる志望動機です。この質問が来たら、その会社でなければならない理由を答えるようにしましょう。どの会社でも言えるような理由はNGです。事前にWEBサイトや情報誌などを熟読して「このブランドだから働きたい」という理由を伝えます。

ありがちな答えとして「化粧品が好きだから」といったものがありますが、これはどの企業にも言えることなので避けましょう。美容部員を目指している人は「好き」という気持ちがあるために応募しています。ライバルと差を付けるためにも、それ以上の熱意をアピールしましょう。


Q.入社したら何をしたいですか？
仕事に対する具体的なビジョンが描けているかどうかを見分けるための質問です。ただの憧れや興味で応募したり、イメージ違いで応募している人は、この質問で分かってしまいます。

この質問に答える場合、ただ自分がしたいことを伝えるのではなく、その取り組みによって企業にとってどんなメリットがあるのかを伝えるようにしましょう。
また「絶対にこれをやりたい」という強い意志を持っている人は積極的にアピールしましょう。未経験の人でも、熱意によっては高評価をもらえる傾向があります。


Q.なぜ転職しようと思ったのですか？
面接官にとって困るのは、またすぐに転職されてしまうことです。企業をキャリアアップとしての踏み台としか思っていなかったり、人間関係のようなトラブルで辞めた場合は、採用を見送られてしまう可能性があります。
後ろ向きの理由で辞めた場合は正直にありのまま話すのではなく、プラスに聞こえるように言いかえましょう。どんな理由にせよ、今までの経験をどう活かすかに繋げていくことがポイントです。のは言いようで、ちょっと表現を変えるだけでも与えるイメージは大きく変わってきます。


Q.あなたの長所と短所は何ですか？
自分の性格を正しく把握できているか、また業務にふさわしい人物であるかどうかチェックするための質問です。この質問もありのままに答えるのでなく、<長所は仕事にふわしいものを、短所は裏を返せば長所に聞こえるものまたは言い方で伝えるようにしましょう。

特に美容部員ではコミュニケーション能力が問われるので、短所を伝える際には「人見知り」や「口べた」というような消極的なワードは避けるようにしましょう。

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