転職ノウハウ | 16年1月22日

派遣社員で働く美容部員の勤務時間や休日はどうなっているの?

百貨店や専門店で、化粧品のプロフェッショナルとしてお客様にアドバイス・カウンセリングなどを行う美容部員。他の販売職と同様に、世間がお休みの土日祝日、ゴールデンウィークやお盆、お正月といった長期休暇が繁忙期です。派遣社員も正社員や契約社員と同様に、基本的にシフト制が採用されており、月によって勤務時間や休日が変わります。
 
勤務時間に合わせて出勤
美容部員の勤務時間は働く店舗の営業時間などによって異なります。
百貨店勤務の場合、百貨店のオープン時間に合わせて、早番・遅番の交代制で勤務するのが一般的です。開店と同時に売り場に行くようでは遅いので、少なくとも開店の30分前には準備をし終えているのが理想といえます。都心の百貨店では会社帰りの人をターゲットにしているところも多く、クローズ時間が遅い場合もあります。
ドラッグストアは百貨店よりも営業時間が長いところが多く、午前の部と午後の部のように時間帯によってシフトが分けられていることもあります。
化粧品は季節に応じて新作が出るため、その時期には商品の入れ替えや店内の飾りつけなどで、通常よりも早く出勤したり、残業する可能性もあります。


土日祝日は基本出勤
最もお客様が集中する土日祝日は、平日に比べ出勤するスタッフの人数を増やしてシフトが組まれています。稀に土日祝日にお休みがあるケースもありますが、基本的には平日休みと思っていただく方がいいですね。土日祝日に出勤できる人は、頼れる戦力として期待してくれるため、採用者側からの印象も良くなります。


夏休みは9月以降、冬休みは正月が終わってから
一年で最も忙しいのが8月と年末年始です。売り上げのほとんどがこの時期に集中しているといっても過言ではありません。ゆっくりと休みたい時期ではありますが、猫の手も借りたいほど忙しくなるので、有給を取得するのは難しいでしょう。
美容部員がお休みを取れるのは夏の商戦が終わって一段落した9月以降、そしてクリスマスや初売りが終わって店舗が落ち着いたお正月以降となります。


雇用主によっても勤務時間・休日が違う
ショップの規模にもよりますが、ひとつの店内にメーカーに雇われている人と、百貨店に雇われている人が混在していることがあります。雇用主が変われば契約内容も変わってくるのは当然のことです。派遣社員の方が時間に融通が利くというケースも多いので、雇用形態が複数ある場合は、条件をよく比較してみましょう。


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