転職ノウハウ | 15年12月22日

華やかなイメージのビューティーアドバイザー、その裏の苦労

女性の憧れる職種のひとつであるビューティーアドバイザー。今回は決して華やかだけではないビューティーアドバイザーの苦労話をお届けします。
ビューティーアドバイザーの雇用形態
雇用形態は、正社員、契約社員、アルバイト…と様々です。また、店舗や雇用形態によっては個人に売上げ目標を課しているケースもあるようです。
特に新作が出たときは月単位で「○個売る」という目標や「顧客数を○○人以上増やす」などの目標まで設定されます。目標を達成できなかったからといって、すぐに減給やクビになることはありませんが、シビアな世界であることは間違いありません。


肌のトラブルは禁物、笑顔を常に絶やさない
長時間勤務の場合も多く、朝が早い早番勤務でも、仕事柄、メイクの手抜きはできません。当然お肌のトラブルがないよう体調を整えておかなければいけませんし、体調が悪いときも常に笑顔を絶やさないようにしなければいけません。


立ち仕事で腰痛になることも
アパレル販売も同様ですが、この仕事は基本的にずっと立ち仕事のため、体力が必要です。特にお客様にメイクを施すときは中腰になるため、腰痛で苦しむビューティーアドバイザーも少なくありません。休みの日は外に出歩く元気もなく、整体など身体の調子を整えることに時間を費やしている人も多くいるようです。


休みが合わせにくい
ビューティーアドバイザーはサービス業であり、働く場所はデパートなどどうしても土日祝日というお休みの日が一番混み合う日となるので友達や恋人と休日を合わせにくい、というデメリットもあります。
平日に休みを取ることができるので土日のように街が混んでいることは少ないメリットはありますが、周りの人と休日が合わせにくい、というのは旅行などを計画する際にも苦労するそうです。


雑務の多さ
化粧品の販売以外にもたくさんの仕事があります。

・商品の発注
・入荷した商品の検品・陳列
・商品入れ替えの棚替え
・顧客の管理
・売上などの管理
・セールのDM書き(宛名シール張り)
・お客さんへの入荷の電話
・掃除

チーフ以上になると、部下のマネジメントや教育も上記にプラスされることになります。どんな仕事にも言えることですが、業務量に慣れるまでは大変です。


いかがでしたか。華やかな仕事ほど裏では大変といわれますが、上記の苦労も好きな人にとっては“苦労”と思わない人もいます。
これはビューティーアドバイザーに限ったことではありませんが、どれだけ大変な思いをしても最後に自分を支えてくれるのはその仕事をやろうと決めた最初の思いの強さなんだと思いますね。






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