店頭に商品を陳列する際に、何か意識をしてやっていることはあるでしょうか。どんなにいい商品でも、ただ並べているだけでは売り上げはなかなかあがりません。
今の状態からより売り上げを上げたいのであれば、レイアウトのコツをつかむことが大切です。今回は売れる陳列レイアウトのコツをご紹介します。

シンプルでわかりやすい売り場
商品の陳列レイアウトを考えていると、ついあれもこれもと商品を並べたくなってしまいます。商品を個々に見れば、その魅力はわかるものの、全てを一緒に陳列してしまうと、どこかごちゃごちゃした印象を与えてしまいます。
お客様はそのお店の常連でない限り、通りすぎたときの第一印象でそのお店に入るかどうかを決めます。パッと見たときに、お客様の心をつかむような陳列レイアウトにしておくためには、シンプルでわかりやすいことが重要となります。

そのお店の主力商品や人気商品を、系統やアイテムを統一するなどして分かりやすく陳列しましょう。見せ方でアイテムの魅力は変わります。そのアイテムが引き立つよう、小物などを組み合わせても良いですね！


デザインや色を統一化して並べてみよう
上記のポイントにすこし重なりますが、商品の陳列レイアウトではデザインや色などを統一化して並べることで、よりわかりやすい売り場をつくることができます。
一般的に商品の種類によってすでに置き場は分類されているものですが、その中でも色やデザインの系統をカテゴライズして並べておくことで、視界に入ったときにシンプルでわかりやすい印象になります。
また、お客様が好きな系統のデザインや色の服を探す際にも便利なレイアウトとなります。


セール時はワゴンを設置で売り上げアップ
セールの際に活躍するのが、「ワゴン」です。あえて商品が雑多に入っており、掘り出し物が見つかりそうな印象と割引などで比較的安価な商品が入っていることが、お客様の心をつかみ集客につながります。
割引商品は店内の隅っこにつるしておくよりも、店頭や入口付近にワゴンで置いておいた方がお客様が集まりやすくなります。外からワゴンが見えるように店内に置けば、ワゴン目当てのお客様が他の商品を見るきっかけづくりにもなります。また、POPなども効果的です。


商品の陳列レイアウトは様々なパターンがあります。わかりやすさをポイントに、様々なレイアウトを試してみましょう。試行錯誤していく中で、売り上げが上がる陳列レイアウトが見つかるかもしれません。

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