転職ノウハウ | 22年5月11日

アパレル業界職種別!志望動機具体例とそのポイントまとめ

オシャレで華やかなアパレル業界。しかし「商品を売る」という点では、普通のビジネスと変わりません。多くの会社が面接時に志望動機を重視するように、アパレル業界でも採用では、就職・転職希望者がどのような人物か知るため、志望動機を尋ねられます。
今回はアパレル業界で働きたいという人のために、具体例を交えながらどんな志望動機を話せばよいのか解説していきます。
志望動機は大事
面接ではファッションセンスや身だしなみもチェックされますが、意外と重要視されているのが「志望動機」。何度も面接に落ちてしまうという人は、もしかしたら志望動機の書き方・答え方が悪いのかもしれません。志望動機は採用の合否を決定づける重要な質問です。
またアパレル業界であっても、ショップ店員・バイヤー・営業など、仕事内容が違えば、求められる志望動機も変わってきます。自分のやりたいことを伝えることも重要ですが、会社に対してどのような貢献ができるのかをアピールすることが大切です。

職種別の志望動機は具体的には以下のような考えが基本になります。

・ショップ店員の志望動機
接客がメインとなるショップ店員は、最もお客様との距離が近い仕事といえます。ショップやブランドの広告塔ともいえるので、ファッションセンスが求められるのはもちろんですが、「洋服が好き」という気持ちが重要です。ただし、「好き」という理由だけでは志望動機にはなりません。自分がなぜこのブランドやショップを選んだのか、洋服が好きになった理由などを具体的なエピソードを交えながら、「働きたい」という熱意を伝えましょう。
・バイヤーの志望動機
バイヤーは店頭に並ぶ商品を買い付ける仕事です。バイヤーのセンスが、売り上げを左右するだけでなく、お店の方向性までも左右します。そういう意味ではアパレル業界において欠かせないポジションの1つです。そのためショップ店員とは異なり、「洋服が好き」という気持ちだけでは、志望動機にはなりません。
バイヤーを目指す場合は「マーケティングリサーチ」に興味があることを伝えましょう。マーケティングリサーチとは、顧客のニーズを分析して、商品を提供することです。バイヤーに求められるスキルであり、数字に強いことをアピールできます。
・営業の志望動機
アパレルの営業は、自社の商品を百貨店や専門店などに営業販売する仕事です。営業先に対して自社商品の魅力を伝えるスキルが求められるため、アパレル関係の知識があれば有利になります。他業種の営業からアパレル業界に転職する場合、営業スキルがあることは採用側もわかっているはずなので、知識の豊かさをメインに伝えると良いでしょう。
営業職が未経験の場合は、コミュニケーション能力が求められます。志望動機としては「人と接することが好き」「聞き上手」「誰とでも仲良くなれる」など社交性があることをアピールしながら、それを仕事に生かしたい旨を伝えると好印象を与えることができるでしょう。
こんな志望動機はダメ!
志望動機は、職種に合わせてしっかり考えていけば、採用側に良いイメージを与えることができますが、そうでなければ採用担当者をがっかりさせてしまいます。
ではNGな志望動機はどんなものなのか、具体例で紹介しましょう。

・「ファッションに興味があります」
どの会社にも当てはまるような志望動機はよくありません。「興味がある」とか「好き」という気持ちは他の志望者も同じですし、だからこそ応募したわけです。それだけでは、ほかの人との違いを出すことはできません。なぜそのお店で働きたいと思ったのか、具体的な理由をあげましょう。

・「御社で勉強したい」
勉強熱心であることは重要です。しかし、会社は仕事をする場所であり、学校ではありません。受け身の人間と思われることがあるので注意してください。もし、「勉強したい」ということを言いたいのであれば、自分のスキルが会社に貢献できる点を伝え、そのうえで足りない部分を補っていくというように話すと良いでしょう。

・「この地域で働きたい」
働く側にとって、仕事選びでは勤務地も重要なポイントになります。しかし、就業場所のアクセスの良さや、憧れの土地にあるという理由だけでは、志望動機とはいえません。採用担当者に「場所さえ合っていればどこでもいいのかな」という印象を与えてしまいます。






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