ニュース | 20年11月30日

マスク接客での肌荒れ!原因と予防方法を解説

2020年の新型コロナウイルスにより、マスク着用が当たり前になっている現在。アパレル・コスメの接客販売スタッフは、一日の大半を占める仕事中、常にマスクを着用する状況です。それにより、肌が荒れるようになったとよく聞きます。今回は、そんな肌荒れに悩む接客販売スタッフに向けて、肌荒れの原因と予防方法をご紹介します。

【目次】
■マスクでの肌荒れ原因
【1】マスクによる摩擦
【2】マスクによる乾燥
■肌荒れを予防する
【STEP1】マスク選び
【STEP2】保湿ケア
【STEP3】毎日のメイク
【STEP4】メイク直しに保湿をプラス
■マスクでの肌荒れ原因

【1】マスクによる摩擦
マスクは直接肌にあたり、刺激を与えます。その為、特に肌との接触が多い鼻や顎が赤くなったり、吹き出物ができることが多いでしょう。また、素材によっても肌への刺激は変わります。不織布などのゴワゴワした素材は、肌の負担になるので注意が必要です。

【2】マスクによる乾燥
マスクは肌を保湿している状態と勘違いしている方も多いのではないでしょうか。実はその真逆で、マスク内では肌が乾燥しています。理由は、呼吸をすることで水蒸気が蒸発してしまうから。呼吸で水分が蒸発している時に、肌の水分も奪われて乾燥します。
※息がこもることで喉は保湿されます。
■肌荒れを予防する

【STEP1】マスク選び
直接、肌に触れるマスク選びは重要。特に不織布はゴワゴワしたものが多く、肌に負担を与えます。その為、肌に優しく通気性が良い綿素材やシルク素材が良いとされています。
また、マスクの形は立体的なものが良いでしょう。平面的な形のマスクは、肌に触れる部分が増えて摩擦が起き、肌荒れするリスクが高まります。今は様々な形や素材のマスクが発売されているので、自分の顔に合うマスクを見つけてみてくださいね。

【STEP2】保湿ケア
マスク内は、思った以上に乾燥しています。その為、いつもより保湿を意識することが重要。特に乾燥肌の方やインナードライ肌の方は、いつも以上に保湿力の高いものを使った方が良いでしょう。敏感肌用のスキンケアアイテムは保湿力や炎症を抑える効果があるので、スキンケアをチェンジしてみるのもおすすめです。
それでも肌荒れや乾燥が気になる場合は、皮膚科に受診すると良いでしょう。

【STEP3】毎日のメイク
「マスクで顔が隠れるから」と、アイメイクのみでメイクを終わらせる人も増えているようです。しかし、何も塗っていない肌は、紫外線や摩擦の刺激を受けやすい状態になります。外出する際は、ファンデーションを塗らなくても、保湿効果の高いクリームやベース、UVケアをしっかりすると良いでしょう。また、唇も乾燥しがちなので、リップクリームを塗っておくのがおすすめ。

【STEP4】メイク直しに保湿をプラス
休憩中にメイク直しをする際には、保湿をプラスすると良いでしょう。メイクの上から使えるスプレータイプの化粧水や美容液がおすすめ。携帯用の小さいスプレーも販売しているので、メイクポーチに入れて、顔から20cmくらい離して顔全体にスプレーし、軽くティッシュで押さえてるとメイク崩れを直し保湿をすることができます。


長時間マスクを着用する接客販売スタッフは、肌荒れに悩むことも多いと思います。肌荒れ対策をしっかり行って、上手にマスクと付き合って自分自身を大切にしていただければと思います。


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