転職ノウハウ | 20年2月5日

アパレルの給料をアップするには?不満を解消する方法

アパレルの仕事について「給料が安い」「なかなか稼げない」と耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。それでは実際に、働きながら給与に不満を感じているときにはどうすればいいのでしょう。今回は、給料に不満を感じているときに試してほしい給与アップのためのポイントをご紹介していきますので、これからアパレルの世界に飛び込む人もぜひ参考にしてください。
 
コツコツ業績をあげる
現在販売スタッフとして活躍している人であれば、もっともチャレンジしやすいのが「目に見える形で業績をあげる」という方法です。と言うのも、アパレルの現場では数字という分かりやすい形で成績をあげることで、インセンティブがもらえる場合があります。
例えばノルマのある職場なら、店舗ノルマや個人ノルマをしっかりクリアすることが大切です。ノルマのない職場であれば、現在自分が月々どのくらい売り上げているのか認識し、現状維持を最低ラインとしてプラスαの売り上げを目指していきましょう。目に見える成果が出れば、給与に反映してもらえるかもしれません。


資格を取得する
求人情報に「月給○万円~」という記載があり、それを見て不満を覚えたとしても、資格を取得することによって給与アップを狙えるかもしれません。例えば「商品装飾展示技能検定」、「繊維製品品質管理士(TES)試験」といった資格は、アパレルの現場で求められる能力と結びついています。こうした資格を取得し、仕事に役立つスキルや能力を身につけることによって、資格手当を受け取れるようになればスムーズな給与アップを目指せるでしょう。転職先を探すときには求人情報の手当欄をチェックし、資格手当があるかどうかをチェックすることも大切です。


役職に就く
現在、販売スタッフとして働いている人であればキャリアアップや役職に就くことで給与アップを目指すことができます。店舗ならば「店長」「副店長」「チーフ」などの役職を目指すことで、役職手当を受け取ることができるようになります。また、役職に就くことができなくとも接客以外にもシフト管理や新人教育などの業務を担当することで、現在の給与にその分の手当がつくこともあるでしょう。
さらにそこから、店舗内の役職にとどまらず本社勤務などキャリアアップの道が開いていくケースもあります。店舗に立つだけでなく、商品企画・開発にかかわったり、マーケティング担当として雑誌やメディアへの広告を考えたりと、仕事の幅がぐっと広がっていけば給与にも変化があるでしょう。
 
副業をする
どうしても給与に満足できないのであれば、アパレルの仕事をそこそこにおさえて時間を捻出し、副業をするという手もあります。クラフトやハンドメイドが好きな人なら自分の作った作品を売るということもできるでしょうし、別の職場で短時間・短期間のアルバイトをすることもできます。
一方で、近年副業に対して多くの企業が寛大な傾向にあると言っても、まだまだ副業そのものが禁止されている企業も少なくありません。ばれないようにお小遣い稼ぎをしていたつもりが、年末調整などのタイミングにばれてしまい、上司の不信感を煽ることになる可能性もあります。場合によっては解雇などの処分にもつながりかねませんので、副業に興味があるのならばまずは職場の規定を確認してください。


転職をする
現在の職場で昇格や昇格が見込めないと感じるのであれば、思い切って転職してみるのもいいでしょう。と言うのも、どれだけ資格を取得したり努力をしたりしても、給与アップの仕方や実際に支給される金額には限界があるためです。給与があがらないからと言って、あなたの努力が認められていない、理解されていないということではありません。企業の方針として一定金額以上の昇給や手当支給ができないこともあるため、給与に不満があるのならあなたの能力や努力を金額に反映させてくれる企業を探してみましょう。

転職活動時には、自分の持っている資格や前職でやっていたこと、できることを明確にしておきましょう。「自分はこんなことができ、こんな風に御社に貢献できます」と伝えることで、求人情報に記載されている給与よりも高い金額を受け取れるようになるかもしれません。






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