アパレルの仕事に転職するなら、まずは『どんな風に働きたいか』を考えなければいけません。特に大事なのは、無理なく働ける自分に合った雇用形態を見極めることです。今回は、正社員・アルバイト・派遣という雇用形態を比べながら、それぞれのメリット、デメリットをご紹介していきましょう。
 

正社員のメリット・デメリット
メリット
安定している
正社員は、他の雇用形態と違って唯一「正規雇用」であることが特徴です。
そのため、もっとも安定的に長く働くことができます。
給与や待遇、福利厚生などにこだわり安定性を重視したい人は、正社員を選ぶべきでしょう。

社会的信用を得られる
賃貸物件を借りるときやローンを組むときなど、社会的信用を求められるシーンは多いものです。
そんなとき、非正規雇用では信頼を獲得できず、思うように契約を進められなくなることもあります。
しかし正社員ならば、社会的信用が高いためトラブルが起きにくい傾向にあります。

デメリット
企業によっては全国的な転勤・異動もあり得る
アパレルブランドでは、全国に店舗を展開していることがめずらしくありません。
そして正社員は、特に若手時代は転勤や異動がつきものになります。
もちろん「勤務は県内の店舗のみにしてほしい」など希望を伝えれば考慮されることもありますので、企業側とよく話し合うことをおすすめします。


アルバイトのメリット・デメリット
メリット
自分のペースで働ける
アパレルショップでは、ほとんどの場合シフト勤務となります。
そのため、アルバイトなら自分の希望や都合を優先して働くことができます。
例えば家庭の事情によって特定の曜日・時間には働けない人、学業など他に優先しなければいけないことがある人も、無理なく自分のペースで働きやすいのが魅力です。

他のアルバイトよりも時給が高いこともある
正社員として働くのが難しく、アルバイトを探していても、時給に納得できないということもあるのではないでしょうか。
しかしアパレルショップでのアルバイトは、他のアルバイトよりも時給が高い可能性があります。
特にラグジュアリーブランドであれば、より効率的に収入を得やすくなるでしょう。

デメリット
収入が不安定になりがち
正社員ならば月給制のため毎月必ず一定の収入を期待できるものですが、アルバイトとなると実際に働いた分の収入しか手に入りません。
そのため、体調を崩した月やあまりシフトに入れなかった月には、思うように稼げなくなってしまいます。
福利厚生や待遇についても、正社員や派遣社員に比べて不十分な可能性があり、不安定になりやすいのがデメリットです。
 

派遣社員のメリット・デメリット
メリット
職場とのあいだに派遣会社が入ってくれる
派遣もアルバイトと同じく非正規雇用の働き方ですが、職場とのあいだに派遣会社が入ってくれることが大きな違いです。
もし、実際に働き出してから「採用前に聞いていた待遇と違う」など、職場や働き方について思うことがあったのであれば、派遣会社を通じて確認できます。
自分で直接確認し、上司と交渉をする必要がないので不要なトラブルを避けられます。

合わない職場でも辞めやすい
正社員やアルバイトは、多くの場合長期的に働くことを前提にしています。
しかし派遣は他の雇用形態と違い、働く期間が決められており更新の有無を選ぶことができます。
そのため、もし合わない職場にあたってしまったとしても、比較的辞めやすい傾向にあります。
ただし、期間満了を待たずに辞めたいと訴えたとしても、スムーズに進められない可能性が高いため注意しましょう。

デメリット
一つの職場で長く働くことが難しい
前述の通り、働く期間があらかじめ定められているからこそ、一つの職場で長く働くことが難しいというデメリットとも隣り合わせています。
派遣期間が終わったあと契約更新できる可能性もありますが、自分の都合だけで働く期間を伸ばすことはできません。
一定期間働いたのち他の職場に異動できるため、多くのブランドで経験を積みたい人にとっては魅力的な環境ですが「職場に慣れてきた」と感じたタイミングで退職しなければならないこともあるでしょう。
一つの職場でじっくり経験を積みたいと考える人には、あまりおすすめできません。

アパレル転職ではこのように、さまざまな働き方を選ぶことができます。自分の今の状況、そして今後どのような生活を送っていきたいかを踏まえ、納得のいく働き方を叶えましょう。TWCでは、アパレル業界への転職を考えるあなたをサポートしますのでお気軽にご利用ください。

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