転職ノウハウ | 19年6月17日

アパレル転職に学歴は関係ある?理想の職場へ転職するには?

アパレル職への転職を検討しているとき、やはり「自分は理想の求人への応募資格があるかどうか」が気になるものです。特に「このショップで働きたい!」という意欲があるにもかかわらず、学歴が理由で応募できないとなると、転職へのモチベーションも下がってしまうのではないでしょうか。
今回は、アパレル職と学歴の関係性について解説していきましょう。
アパレルの転職で、学歴は重視される?
アパレル職では、一部の求人に「大卒以上」などの学歴の指定があります。しかしほとんどの場合は「高卒以上もしくは同等の資格をお持ちの方」というように、学歴を問わない求人と考えていいでしょう。「もしくは同等の資格をお持ちの方」という文言が利用されやすいことからも、学歴についてはかなり柔軟な体制であることが分かります。

そもそも、アパレルに限らずさまざまな求人で学歴が求められる理由は「採用したあとに、どれくらい活躍してくれるだろうか?」と考えたとき、学歴が指標の一つになるからです。もちろん、学歴があれば必ず職場で活躍してくれるとも限らないため、あくまで参考程度に考えられます。学歴が絶対条件でない場合には、仮に「大卒歓迎」のように書かれていても、あまり深く考えすぎずに応募する価値があるでしょう。


転職では学歴よりも経験や人柄をアピールしよう
転職活動では、学歴よりも経験をアピールした方が採用につながりやすくなります。アパレルの現場では、学歴があってはじめて身につく知識や技術よりも、これまでに現場で重ねてきた経験に価値があるためです。前職での売り上げ実績など、アピールできることは伝えてください。さらに前職がアパレル関連でなくともも、強みや経験はぜひアピールしましょう。

例1)「前職では商社で営業担当として、さまざまなお客様のもとを訪問し、お客様一人ひとりのニーズに合った商品をご案内していました。当時のスキルを生かし、お客様にお似合いのアイテムをご案内したいと考えています」

例2)「前職では事務の仕事をしていました。電話や来客の対応をする機会も多かったため、コミュニケーションスキルには自信があります」

アパレルと直接関連のない仕事でもお客様のニーズに応える仕事や人とかかわる機会がある仕事、自社の商品・製品をアピールする仕事であれば、アパレルの現場でも活かせる強みが見つかるはずです。

どうしても思い当たらないときは、人柄をアピールすることもおすすめします。人と接するアパレルの現場では、やはりお客様から愛される魅力的な人柄の人材が重宝されます。面接では、笑顔やはきはきとした対応、優しい語り口などに気をつけましょう。
「高校生不可」の求人は多い傾向にある
基本的には学歴を問われることの少ないアパレル業界ですが、「高校生不可」という求人は比較的多く、応募しても断られてしまう可能性があります。また、高校生でなくても大学生や専門学生などの現役の学生さんは、きちんと確認してから応募した方がいいでしょう。
と言うのも、アパレルの現場では長時間の勤務スタイルが一般的なため、あくまで学校生活がメインになる学生はどうしても採用されにくい傾向にあります。もちろん、中には「一日に数時間だけ働きたい」というような希望に応えてくれる職場もありますので、求人情報に明記されていないのであれば問い合わせることをおすすめします。


大卒でアパレル職はもったいない?
基本的には学歴不問な場合が多いアパレルの現場だからこそ、大卒で応募することにもったいないと言われることもあるかもしれません。しかし、あなた自身に「アパレルの仕事に就きたい!」という強い気持ちがあるのならば、気にしすぎる必要はないでしょう。
また、学歴不問の販売スタッフ求人に応募した場合にも、経験を重ねる中でアパレル関連のさまざまな業種へ道が拓いていくこともあります。そして店舗スタッフから店長候補、店長、エリアマネージャーなど昇格していく中では、専門的な知識や学歴が考慮される場合もあるかもしれません。学歴はあって損のない武器として捉え、まずは自分がどのような働き方をしたいのか、理想を追求しましょう。

転職の際、やはり学歴をはじめとした応募資格が気になってしまうと思いますが、アパレルの現場では学歴よりも経験や人柄が重視されます。「働きたい」と感じられる求人が見つかったときにはぜひ、前向きに転職を考えてみてください。






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